34話 ページ36
顔を洗って、鏡を見る
今日は撮影しないから、大丈夫か…
目元がとても赤いので
撮影とかだったら収まるまで撮影ができない
それでも時間がもったいないので
化粧で誤魔化さないといけなくなる
今日はその心配がないので
一度深呼吸してから気合を入れる
A「…よし!」
まりんが待ってるスタジオに戻ってみると
人が増えていた
ふみろく「あ、こんにちは」
A「こんにちは…」
ハネル「久しぶり!覚えてる?」
A「ハネル!久しぶり!」
ふみろく「俺、ふみろく。よろしく」
A「よろしくお願いします!」
まりん「やっぱまだ目元赤いね…できそう?大丈夫?」
ハネル「え?泣かせたの?」
ふみろく「最低だな」
まりん「泣かせたけどちゃんと謝りましたー」
ハネル「なにかあったら俺に言ってね?」
A「うん、ありがと…!」
ふみろく「今日は練習何時から?」
まりん「健が深夜練するって言ってたし、23時ぐらいじゃない?」
ふみろく「わかった。今日行くわ」
ハネル「俺も!みんな揃うんじゃない!?」
アナタシアのメンバーが全員揃うのは珍しいことみたいで
私は話についていけない…
ふみろく「Aはくるの?」
まりん「え、いや…ソロ動画の練習あるみたいだし…」
ハネル「え、来ないの!?」
まりん「わがまま言うんじゃねぇ」
A「ごめんね、また見に行くから…」
ハネル「ほんと!?なかなか会えないし、寂しいけどね!」
ふみろく「俺とはすぐ会えると思うけどな」
まりん「そろそろ練習したいし、また夜ね」
ハネル「はーい、またね!Aちゃん!」
ふみろく「んじゃ、気を付けて」
A「う、うん!ありがとう、ふみくん、ハネル!」
2人は早々にスタジオを立ち去った
まるで嵐のようだった…
まりん「ごめんね、急すぎて。さ、練習始めよっか!」
A「う、うん!」
ふみくんって、なれなれしく呼んだけど
大丈夫だったかな?
ハネルは年下だし…いいか…いいのか?
練習したいのか
「はやくはやく」と手招きをするまりん
音楽をかけるために
私は携帯を取り出した
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彗(プロフ) - ムユさん» ありがとうございます!私もムユさんの作品みてますよ!楽しみにしてます!がんばってください! (2018年7月9日 15時) (レス) id: d507c4ecdc (このIDを非表示/違反報告)
ムユ - 彗さんの好きです!これからも頑張って下さい! (2018年7月9日 14時) (レス) id: 0352392d10 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - みいさん» わかります!尊い!可愛い!こちらこそ読んでいただきありがとうございます!! (2018年7月7日 22時) (レス) id: d507c4ecdc (このIDを非表示/違反報告)
みい - タシアが尊い!可愛い!大好き!作者も!ありがと! (2018年7月7日 21時) (レス) id: 5e0a50fdda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彗 | 作成日時:2018年7月3日 12時