DAY2 ページ4
玄関の前で深呼吸をする
そんな私を見てから
だいちはニコリと笑った
だいちぃ「押すよ？」
そう言ってから
インターフォンを鳴らす
玄関の向こうからは
急いで階段を下りてくる音がした
しかし、インターフォン越しに聞こえたのは
はじめの声だった
はじめ『はーい』
だいちぃ「俺！おれおれ！」
はじめ『詐欺？』
だいちぃ「ちがう！」
はじめ『いま開けるねー』
ガチャリと音がして
玄関の扉が開く
目の前にいたのは
たなっちと…見知らぬ男性
A「うっ…」
だいちぃ「A」
私はだいちの後ろに隠れて
首をブンブンと横に振った
たなっち「この光景懐かしｗAさん、荷物ください」
？「俺なんかしました？」
だいちぃ「こいつ人見知りだから、いまだけ許してあげて？」
たなっちは私が持っていた袋を優しく取り
頭を撫でてから家に入っていった
いたと思われる男性も
だいちの荷物を持って上の階へ行ったのだろう
「はよ中に入ってｗ」とだいちが笑いながら言った
いつもより怪しくなりながら家の中に入る
だいちが背中を押してくれるが
嫌々と暴れるのを見てため息をつく
だいちぃ「もー…いい年してるのに…」
A「やだ！だいちが先に行って！」
だいちぃ「慣れも必要だって」
A「むり！やだ！」
そんな言い合いをしていると
上の階からはじめが叫んだ
はじめ「聞こえてるよー！ようへいくんショック受けてる！」
だいちぃ「ごめーん！すぐに連れて行く！
ほら、はやく！」
A「わかったから押さないで！」
押すことはやめてくれたが
私の腕を掴んでだいちはさっさと階段をあがっていく
階段を登りきると
だいちは立ち止まって
後ろにいる私の腕を離した
だいちぃ「いま、俺の後ろにいるのは
人見知りの女性です」
たなっち「はい」
はじめ「はい」
だいちぃ「とりあえずこのまま自己紹介してもらいます」
たなっち「どうぞ」
A「え」
はじめ「自己紹介！」
困惑しながらも
少しだけ声を張って喋る
A「えっと…畑に参加するAです…
すぐ慣れると思うので、いまだけは許して下さい…」
？「あ、Aちゃんってこの子？全然気にしてないから…
ようへいっていいます。よろしくね」
はじめ「気にしてないはウソ」
たなっち「さっき傷ついてました」
ようへい「そんなことはない！」
いつもより少しだけうるさくなっているが
楽しくなりそうだとは思う
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nyanpiyo(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年12月3日 6時) (
レス) id: 70589ea164 (このIDを非表示/違反報告)
しょうたま(プロフ) - お気に入り作者登録しときました！ (2018年11月22日 15時) (レス) id: c45666d4a3 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 世現身(。。)さん» わかります、とても神ですよね(応援ありがとうございます！) (2018年11月22日 14時) (レス) id: 1bd2dd0db0 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - しょうたまさん» 読んでいただきありがとうございます！うれしいです…！ (2018年11月22日 14時) (レス) id: 1bd2dd0db0 (このIDを非表示/違反報告)
世現身(。。) - ようへい先生ぇぇぇ！あいしてらぁぁぁぁあ！ようへい先生は神っすわ。(応援してます。) (2018年11月20日 23時) (レス) id: 85930732e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彗 | 作成日時：2018年10月2日 2時
