DAY19 ページ21
だいちぃ「……ラ…？」
A「ラ。だからはよ用意しろ」
だいちぃ「…ほんとにラ？」
A「しつこい」
編集で疲れ切っただいちは
何度も確かめるように
「ラ？」と聞いてくる
ようへい「だいちくん、はやく用意してください」
たなっち「おいていきますよ」
はじめ「俺寝ちゃうよ？」
だいちぃ「すぐ用意します」
だいちが出かける用意をしている間に
編集が終わった動画を見ておく
…音楽がずれているのはもう諦めているのだろうか
はじめ「どう？」
A「あとでこっそり直しとく」
はじめ「ありがたいっす」
A「だいちは疲れてたってことで
許してあげてね」
はじめ「うん」
だいちぃ「用意できたよー」
だいちの一言でみんなで外に出る
と、ここで誰が運転するかの話になった
たなっち「だいちくんですかね？」
だいちぃ「今日はむり」
はじめ「俺はさっき運転した」
ようへい「たなっち？」
A「ようへいくんは？」
はじめ「あ！Aの運転がいい！」
だいちぃ「いいね！」
たなっち「え、免許持ってたんですか」
ようへい「大丈夫…？」
A「え、やだよ」
はじめ「おねがいします！」
だいちぃ「おねしゃす！」
いつも運転してくれる2人に頭を下げられ
断ることもできず…
A「わかった、わかりました…
行きだけだからな」
たなっち「いや、帰りもお願いします」
A「…」
まぁいいか…と思いながら
はじめから車の鍵を受け取る
先に車に乗り
座席の調整をして待っていると
隣の助手席にたなっちが乗ってきた
たなっち「わー…彼女の運転なうに使えそうな映像が撮れそう」
A「たなっち怖い」
たなっち「安全運転ですよね？」
A「…」
たなっち「なんで黙ってるんですか」
後部座席に乗り込んだはじめが
それを聞いて苦笑いしていた
はじめ「Aは高速以外安全だよ…」
たなっち「それどういうことですか」
A「今日は高速乗らないから安全ってことだよ」
だいちぃ「よかったな。高速での助手席はスリリングだぞ」
ようへい「帰り隣に座るんですけど…」
A「今日は大丈夫。今日は」
たなっち「ホントですか！？ねぇ！？」
たなっちが「ヤダヤダ！」と騒いでいる間に
車を発進させた
なに、大丈夫だよ
無事故無違反だから…
しかし、駐車場に着くまで
始終たなっちの叫び声が車の中に響いていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 234人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
nyanpiyo(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！更新楽しみにしてます！！ (2018年12月3日 6時) (
レス) id: 70589ea164 (このIDを非表示/違反報告)
しょうたま(プロフ) - お気に入り作者登録しときました！ (2018年11月22日 15時) (レス) id: c45666d4a3 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - 世現身(。。)さん» わかります、とても神ですよね(応援ありがとうございます！) (2018年11月22日 14時) (レス) id: 1bd2dd0db0 (このIDを非表示/違反報告)
彗(プロフ) - しょうたまさん» 読んでいただきありがとうございます！うれしいです…！ (2018年11月22日 14時) (レス) id: 1bd2dd0db0 (このIDを非表示/違反報告)
世現身(。。) - ようへい先生ぇぇぇ！あいしてらぁぁぁぁあ！ようへい先生は神っすわ。(応援してます。) (2018年11月20日 23時) (レス) id: 85930732e3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彗 | 作成日時：2018年10月2日 2時
