25.翔Side ページ25
.
.
智「はぁ、めんど」
翔「ため息とは珍しい」
智「モテない方法教えてくんないかなー」
翔「うざ！(笑)」
.
そう、去年くらいから智くんは何やら悩んでた
実は人事部に智くんが移動してきたのは今年で、その前までは広報部にいた
けど智くんは女性が苦手だった
.
自分が落としたペンを拾ってもらったら、その場ではありがとうってあの優しい笑顔をするけど
戻ってくると
.
智『このペンあげるよ』
翔『え？なんで？使わないの？』
.
お茶汲みの子が持ってくるもんなら
.
智『俺水筒持ってるから大丈夫』
翔『え！水筒！？』
.
とにかく女性がダメで、過去に何かあったんだと思うからそこは深くは聞かなかった
そんな智くんの前にある女性が現れたらしい
.
翔「智くんさ、何かあったの？」
智「前付き合ってた子が現れた」
翔「え！？あー…なるほどね」
智「でもその子は昔急に俺の前から消えた」
翔「ほう…」
智「だから余計腹立つ」
.
珍しくイライラしてる智くん
こういう時は飲みに誘うのが一番で、酔った勢いで俺も昔の話(Aちゃんの事)を話したりした
けどそれよりも智くんの話は気になった
.
.
智『結婚の約束だってした』
翔『ｺﾞﾎｯ…、結婚！？』
智『でもさその当日に逃げられてみ？…辛いっしょ(笑)』
翔『智くん…、いつの話してんの？』
.
その質問には答えず智くんは潰れた。というか寝た
背負って智くんの家までなんとかたどり着いたけど起きる様子もなく、初めて部屋に入った
寝室に行くと色んな絵が飾られていて、結構マニアなのかなと思った
.
失礼ながらリビングに行って水を取りに行った
そしたら下に向けられている写真立てがあって、なんで畳んでるんだろうと上を向かせた
そこには見たことのない智くんの幸せそうな笑顔と隣にいる太陽みたいな子
.
.
翔「結婚の予定あったんでしょ？」
未春「…な…んで」
翔「俺には必要な人がいる、君にも必要な人がいる」
.
.
翔「素直になりなよ、君も」
.
そう言ってから走ってカフェに向かった
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1056人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りもーとこんとろーらー。(プロフ) - とあさん» ストレートなお言葉、とてつもなく嬉しいです！ありがとうございます！ (2017年2月6日 20時) (
レス) id: af05574f5c (このIDを非表示/違反報告)
とあ(プロフ) - はじめまして。すっごく面白かったです！ (2017年2月5日 21時) (レス) id: a8b19414ce (このIDを非表示/違反報告)
りもーとこんとろーらー。(プロフ) - りこさん» 一緒に走ってくれてありがとうございました！！！またどこかでお会いしましょう！ (2017年2月1日 1時) (レス) id: af05574f5c (このIDを非表示/違反報告)
りこ(プロフ) - 初めまして、りこと申します。このお話、毎回更新楽しみにしてます。磁石コンビの切ない感じのライバル関係が私的にとても面白いです。(恋はライバルがいなきゃね)完結まで一緒に走っていきます！更新頑張ってください！！ (2017年1月31日 17時) (レス) id: 8fc04bbe7a (このIDを非表示/違反報告)
りもーとこんとろーらー。(プロフ) - まゆみんさん» 有り難きお言葉！完結までもう少々お待ち下さいね(笑) (2017年1月29日 10時) (レス) id: af05574f5c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：りもーとこんとろーらー。
| 作成日時：2017年1月21日 22時
