検索窓
今日:4 hit、昨日:10 hit、合計:15,437 hit

13,黒猫は心配性 ページ13

Aside



いやぁあぁぁ!!




ひっそりとバレー部行きたかったのにぃぃ…



学ランの袖をギュッと引くと月島くんは唇を歪めた。





山口くんは私を心配そうに見つつもなんか嬉しそうだった。





いかにも"熱血"が似合いそうな先生。正直無駄に暑苦しいので嫌い…





というか私を含め周り(飛雄を除く)あんまりアツい人いないんだよな…





首を傾げて思案していると先生が、じろりとこっちを見て訝しげに喋る。







「黒鷺ィ」




『ひぃっ』





ビックリするあまり、うわずった声で悲鳴を上げてしまった。



クラスの視線が痛い




なんかとっさに月島くんの学ランひっぱっちった





月島くんは肩震わせてた。どうしたのぉ風ぇ?あっ間違えた風邪ぇ?









うえ、吐き気してきたやめよ









何かよくあるよね。風邪の下りだけどさ





「〇〇くん、顔赤いよ…熱?」




「へっっ!!!そっそそそそそそんなことねぇよ!!(お前が可愛いなんて言えるかっ)」




みたいな…嫌だなぁ。想像してみてよクラスでそんなことやってる人いたら嫌よ




待って今思ったけど相手役の男子飛雄みたい



なおさやらだ






月島くんなんか先生にガンつけてなんかいっておられる






ようやく収集がついたのか、長いため息をついた月島くんがこちらを見て黒笑を浮かべて。





「風紀委員ね」





『は…?』







思わずもらした言葉に月島くんが顔歪めたぞごめんね謝るから





『えっ…となんで…?』




「体育祭実行委員も面倒臭いし放送とかあれデショ。ゆっくり出来ないし」




『…そ、そっ』



















「風紀委員ならキミと二人でいられるしまぁ、いいかなって。






……………っえ?






待って聞かなかったことにしよう





はずか死ぬ






やんわりと目をそらすとやっぱり月島くんは含み笑いをしていた。






コワイヨ






私の幼馴染とそっくりヨ








あいつもきっと






「めんどくさいし。まぁ、うるさくなければなんでもいい」




とか言ってカシャカシャスマホ連写してんのよ




無気力多いよ。

うふ→←12,熱いの嫌い



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 6.8/10 (93 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
150人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー!! , 月島蛍 , 溺愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ただのバカ - 生きがいだな… (2022年7月7日 15時) (レス) id: 0d1fd7f194 (このIDを非表示/違反報告)
鈴凛華音 - ヤナさん» ヤンデレ気質っていいよね…コメありがとうございます (2022年1月12日 17時) (レス) @page12 id: 270ecb08da (このIDを非表示/違反報告)
ヤナ - やばい……大好き♡"若干ヤンデレ気質のツッキーとかどタイプ(*´˘`*)♥ (2022年1月7日 16時) (レス) @page12 id: e64e905118 (このIDを非表示/違反報告)
鈴凛華音 - 黒猫の独り言さん» ふふ、めっちゃ嬉しいコメントありがとう (2022年1月2日 18時) (レス) id: 270ecb08da (このIDを非表示/違反報告)
黒猫の独り言 - あ、好き (2021年12月31日 19時) (レス) @page3 id: 6cf2e49530 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:鈴凛華音 | 作成日時:2021年12月27日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。