2話 ページ3
ラブリープリティーハッピーと思いながら治くんに私のルーティーンである、ザ・普通の挨拶をする
『宮くんおはよう、朝練お疲れ』(治くんなんてリアルで呼ぶのはしんでも有り得ないbyA)
「ん。」
そんな素っ気ない挨拶も可愛いんですよ!!??(半ギレ)
私は精神を落ち着かせるため控えめに机へと頭を打ち付ける
あ、いや、大丈夫だよ治くん。そんな心配そうな顔しなくていいよ、通常運転だからさ
「治おはー、早弁にしては早過ぎませんかね」
前の席の男子が一言
「いや、これは早弁やなくて二回目の朝飯や」
「マジか、食い過ぎじゃね?太らないん?」
「大丈夫や、運動してるしあとどうせうんこするし」
「わかったからうんこって言うのヤメロ。仮にもお前お食事中やろ」
「おー、そうやなすまん」
そんな会話を二人が繰り広げていると、担任が入って来たので治くんはいそいそとお口の中へと残りのおにぎりを入れている
「起立、礼」
「「おはようございます」」
チラリと治くんを拝見させていただくとまだ食べきれていないため、頬っぺたが膨らんでいてハムスターみたいなお顔になっていた
「着席」
ハァー、かわよすぎ男な?
「なんや宮、早弁かー?」
「ふぁいまふよふぇんふぇー、朝飯れすー」(ちゃいますよせんせー朝飯ですー)
「おーそうかじゃあええわ」と軽く流す先生。いいのかよ。
あ、治くんのお口の端に白米が付いていらっしゃる
おい白米そこ場所代われ
「なんや、俺の顔になんか付いとるん?」
『!?アッ、えと、白米が付いとるよ!』
「ほんまや」
そう言いながら取った白米をパクリと食べる
エ○チだ!!(素直)
なんやずっと推せるわ。幸せ。ありがとうございます。
〰〰
〰
治くんによる萌と供給によって生きるか死ぬかの二択しかない授業を終えて昼休みとなった
私はずっと推しのそばなんかにいたら窒息死するので足早に友達のクラスへと向かった
『けーなああ!!』
「おっすおっす〜今日もよく半日生き延びることができたね〜」
そう褒めているのは例の北さんと尾白さんのツーショットを送ってくれた恵奈(けいな)である
『はー、やっと酸素が吸える…』
「良かったねー」なんて言いながら私のいちごみるくを勝手に飲んでいる。おいこら返せや私のやぞ
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作者名:柚子檸檬 | 作成日時:2024年2月18日 9時