3話 ページ6
「「「個性把握…テストォ!?」」」
グラウンドをよく見ると、ご丁寧に準備してあるよ…
「入学式は！？ガイダンスは!?」
相「ヒーローになるならそんな悠長な行事、出る時間ないよ」
「……!?」
茶髪の女子、楽しみにしていたんだろうなぁ…
相「雄英は“自由”な校風が売り文句
そしてそれは“先生側”もまた然り」
「「「………?」」」
いや、どういうことなの
相「ソフトボール投げ、立ち幅とび、50m走、持久走、握力、反復横とび、上体起こし、長座体前屈
中学の頃からやってるだろ？“個性”禁止の体力テスト
国は未だ画一的な記録を取って平均を作り続けている。合理的じゃない。まぁ、文部科学省の怠慢だよ」
……先生、話長いですよ
そんなことを私は思っている中、先生は金髪のツンツンヘアーの男子に体を向けた
相「爆豪、中学の時ソフトボール投げ、何mだった」
爆「67m」
中学で67mって、あり得ないでしょ………羨ましい(中学の頃13mだった)
…あれ、“爆豪”ってもしかしたらあの人かな?
聞き覚えのある名字を思いだそうとしていたら
爆「死ねえ!!!」
(((………………死ね?)))
暴言吐いて投げるか、ボールを。(ある意味)スゴいね
けど、そのお陰で思い出せた。入試後、届いた雄英の手紙でミッドナイトが言ってた人だ
ミ「筆記試験、実技試験と中々良い結果を出していたわね。特に実技の方!あの爆豪くんと合計ポイントが同じだったのよ!女の子であの結果は珍しいわ
まぁ、ともかく合格おめでとう!!」
………わざと爆豪さんと同じクラスにさせたのかな
相「まず、自分の“最大限”を知る。それがヒーローの素地を形成する合理的手段」
先生の持っている計測器には、705.2mと出ていた
「なんだこれ!!すげー面白そう!」
「705mってマジかよ」
「“個性”思いっきり使えるんだ!!さすがヒーロー科!」
…皆、自分の“個性”に対してポジティブな考えを持っているのかな?
………私も、此処にいればそんな考えも、持てるのかな
相「………面白そう…か
ヒーローになる為の三年間、そんな腹づもりで過ごす気でいるのかい?
よし、トータル成績最下位の者は見込み無しと判断し、除籍処分としよう」
「「「はあああ!?」」」
相「生徒の如何は先生の“自由”
ようこそ、これが雄英高校ヒーロー科だ」
薬紫毒A、15歳、ヒーローへの道が断たれそうです
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ぬぬーん - すみません！教えていただきありがとうございます これで大丈夫でしょうか？ (2019年7月13日 19時) (
レス) id: a6e27cacdb (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月13日 18時) (レス) id: 48ae79f5ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬぬーん | 作成日時：2019年7月13日 18時
