9話 ページ12
轟「おい、薬紫毒」
呼び掛けても返事が無いため、轟はAを仰向けにした
轟(意識が無い…
どうやってAを連れて戻ろうか………)
考えた結果、轟はAを横抱きにして歩いた
「おー、戻ってきたか轟ぃぃ!!?」
上鳴のビックリした声で、皆が二人に気づいて寄ってきた
「おい!どうしたんだよ、薬紫毒!!」
轟「切島、オールマイトは？」
切「なんか、急いで戻ってたぞ
てか轟、なんで薬紫毒こんなんなってんだ!?」
轟「俺の解毒したら倒れた」
上「マジかよ!!」
芦「Aちゃん〜…!!」
「ともかく、急いで保健室へ行かなくちゃね」
轟はそのまま保健室へ向かった
貴「んんっ………あれ、ここは…?」
「目が覚めたかい。ここは保健室だよ」
保険医、リカバリーガールがベッド脇の椅子に座っていた
リ「あんたは貧血だよ。“個性”よく考えずに使ったね」
貴「はい…対戦相手の轟さんが強かったから……」
リ「彼、轟焦凍にお礼しなさんな。ここまで運んで来たの彼だし、心配してたんだよ」
貴「そうだったんですか!?(そーいうのしない人だと思ってた…)
時間って、今…」
リ「放課後さ。輸血し終わってるから、早く教室へ行きなさいよ」
貴「はい!ありがとうございました」
貴(服に血、付いちゃってるかな…)
なんて思いながら教室のドアを開けると
芦「Aちゃん〜!!!」
貴「あ、芦戸さん!?」
いきなり抱きついてきたよ…
芦「大丈夫!?」
貴「大丈夫だよ」
芦「ホントに?」
貴「えぇ」
芦「良かった〜!!!」
貴「ちょっ、力強めないで…!」
力、入りすぎ…!!
「スッゴいカッコよかったよ!」
切「あの戦い、ヤベーぜ!!」
「体は大丈夫?」
貴「へっ!?」
「私、葉隠透!よろしくねー!」
「俺ぁ切島鋭児郎!今、訓練の反省会してたんだ!」
「蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで」
…私、ずっとドアのところに居るんだけど
轟「大丈夫か、薬紫毒」
貴「轟くん!訓練の時、ありがとう!」
上「あれ、薬紫毒。轟がどうやって連れてったか知らねぇの」
貴「?そうだけど」
言った途端、教室内が騒ぎだした
芦「轟がお姫様抱っこしてAちゃんを連れてったんだよ!!」
………絶対、今、私の顔真っ赤だ
「あれ、薬紫毒じゃん」
貴「き、君は…!」
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ぬぬーん - すみません！教えていただきありがとうございます これで大丈夫でしょうか？ (2019年7月13日 19時) (
レス) id: a6e27cacdb (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年7月13日 18時) (レス) id: 48ae79f5ad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬぬーん | 作成日時：2019年7月13日 18時
