第５０話 ページ1
「これでもう大丈夫」
「ほんとうにありがとう！！」
Aは自分も仮想
(…後、５分くらいかな)
時間を把握しつつ、周囲の状況を確ら確認していると馬鹿でかい轟音が聞こえた。
受験者が一斉にその音の方向を向く。
「でかすぎじゃないかな…」
あれは０ポイント仮想
(…ん、どうしよかな)
そんな中一人、冷静に状況を判断する。いつものインターンみたいに。街への被害状況、逃げ遅れた人がいないか。
とにかく、被害状況はヤバそうだ。
(お金かかってるねぇ)
全力サーチの後、声が聞こえた。
「…い、っ」
女子の声、何かに痛みを訴えている。場所も把握した。
(待ってて)
同時に瞬間移動をする。すると瓦礫に腕と足を挟まれた女子を見つけた。耳からイヤホンジャックのようなものが伸びていた。そう言う個性だろうか。
分析は後だ。髪色の一部を黄色に、チョーカーの飾りを紫色のひし形に変身する。
あのまま女子を空間移動させると上の瓦礫が崩れて危ない。まず、ほむらの固有魔法で時間を止める。それからマミのリボンで瓦礫を崩れないように支えてから彼女を移動させる。
空いた空間に別の瓦礫を挟み込み、安全な場所に移動してから時間を解除した。
「え、…え？」
一瞬の出来事に彼女は目を点にさせていた。
「大丈夫？」
「え、あぁ…あんたが助けてくれたんだ。…ありがとう」
「いえいえ、ところで大丈夫ではなさそうだねぇ」
痛みに顔を歪ませながらいう彼女の損害部分を把握しそこに包み込むように回復魔法を使った。
「？、…あれ、痛くない？」
「よかった…。治ったみたいだね」
「え？ これもあんた！？」
驚く彼女に、笑いかけ０ポイント仮想
「説明は、後でね」
そう言って、変身した。髪の一部を赤くポニーテールにリボンをつけ、チョーカーの飾りも楕円に、服も神父服がモチーフで、ノースリーブの上着の前側は大きく開いて中のスカートが見えていた。
モデルは佐倉杏子という魔法少女だ。
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フブキ - 緑谷が「緑屋」になっていましたよ (2021年5月22日 11時) (
レス) id: b8e9bbbdfb (このIDを非表示/違反報告)
インマニエル - あの（相葉消太）って誰ですか？ (2021年4月23日 23時) (レス) id: b8bed17887 (このIDを非表示/違反報告)
楓 - 空間移動に金属矢…まるでとあるお嬢様みたいですね(いい意味で言っております) (2020年10月12日 15時) (レス) id: 19bf75ec07 (このIDを非表示/違反報告)
玲音(プロフ) - 唐瓜さん» ありがとうございます^^* 励みになります！ (2019年11月28日 11時) (レス) id: 6ec3c7d086 (このIDを非表示/違反報告)
唐瓜(プロフ) - はじめまして！面白くて楽しく読んでおりました。再開してくれてとても嬉しいです！！また気ままに更新してくれると嬉しいです！ (2019年11月28日 5時) (レス) id: 3816d577a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：玲音 | 作成日時：2018年10月22日 23時
