今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:24,213 hit
小｜中｜大
轟焦凍を見た ページ15
轟焦凍は、真顔で私のことを見つめていた。
目が合って、「お」というような形で口が開かれる。あの時はこっちが引くくらい刺々していたのに、いつの間に空気があそこまで柔らかくなったんでしょう。
首を痛めたのか、轟焦凍は首に手をやった。そのまますっと気まずそうに視線を逸らされ、今度は私が「お」というような形で口を開く。
「そういう事情なら……OK！！」
「いいんかい」
「うおおおお〜〜！！ さえちゃん頑張れ！！ 俺は応援してるぜ！！」
「応援されなくても私は頑張ります」
相澤消太の突っ込み、切島鋭児郎の謎の声援があったけれど、認められて本当に良かった。
そうして、私の呼び名は「寿限無如来」「ゴンザレス」「さえちゃん」「Aちゃん」の四種類になった。
→第十一話 轟焦凍
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ｍ - 名前がｗ (2018年12月30日 15時) (
レス) id: ced4c2a8aa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鬼童輪廻 | 作成日時：2018年5月22日 15時
