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場所は…… ページ8
「事務室の棚の中にある」
それでも私はユキを信じた。
「わかった。ありがとう、A」
ほっと息を吐いたユキは、緊張が解けたようだった。
「待っていろ、俺が必ず……」
瞬間、ぱっと辺りが明るくなる。私は眩しさに目を細め、前方にある真っ赤な毛を視認した。
「……？」
「……？！ す、すまない！」
「えっ、ちょ、ユキ？！」
見られた？！
気が緩んだのか壁から顔を出していたユキは、慌てて身を引っ込める。走り去る音は一向に聞こえず、恐る恐る廊下を覗くと真っ赤にさせた顔を覆ったユキがその場で立ち尽くしていた。
「ゆ、ユキ……出れない……」
恥ずかしさを押し殺して訴えると、はっと身を強ばらさせたユキがこちらを向く。
「あっちが、す、すまない！ そんなつもりはっ、なっ、なかったんだぁぁぁぁ！」
そうして聞いたこともないような叫びを上げ、ユキは猛スピードで走り去った。
→第三話
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プリン★スポ隊隊長兼副 いろいろ最高な小説多いよな← - 更新頑張ってください！！！ (2018年5月27日 3時) (
レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
プリン★スポ隊隊長兼副 いろいろ最高な小説多いよな← - ユキノジョウ編が終わったら、タイガ編を書いてください！！！その次にカケル編をオォォォォォォォォォ！！！ (2018年5月27日 2時) (レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼童輪廻 | 作成日時：2018年5月24日 18時
