第九話 ページ30
気にしないようにしようとしたのに、気づけば練習場にいて全員の練習を上から眺めていた。
全員、びっくりするくらいジャンプを飛べなくて。私たちが飛べていたのは指導者がいたからなのだと思うと申し訳なくなる。
私が動画を消さなければ良かったのだろうか。収入はそこそこ安定していたけれど、あの金額を前にするとちっぽけなものだったから関係ないかもしれないけれど。
……私が、怪我をしなければ良かったのだろうか。クイーンになって、聖の言いなりになってべると一緒に独立せず、仁の手駒になっていれば何かを変えることができたのだろうか。
みんなが今苦しんでいるのは、一体誰のせい？
「あっ、Aさん！ んでここにいるんすか！」
最初に私に気がついたのは、タイガだった。するとみんなも私に気づき始め、プリズムジャンプを教えてほしいと口々に言い始める。
「順番」
そう言って、私は手前にいたユキの元へと歩いていった。
「……いいのか？」
心配そう。私よりも私のことを気遣っている。けれど――
→それしかやることがないから
→私のジャンプを飛んでほしいから
→優しくしないから
それしかやることがないから→←……好きだった時期もあったけど
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プリン★スポ隊隊長兼副 いろいろ最高な小説多いよな← - 更新頑張ってください！！！ (2018年5月27日 3時) (
レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
プリン★スポ隊隊長兼副 いろいろ最高な小説多いよな← - ユキノジョウ編が終わったら、タイガ編を書いてください！！！その次にカケル編をオォォォォォォォォォ！！！ (2018年5月27日 2時) (レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼童輪廻 | 作成日時：2018年5月24日 18時
