第八話 ページ26
あの日からなんとなくユキと一緒にいる時間が増えて、いつもはカズオの隣なのにユキの隣に座るようにもなる。
「あれ、A。いつもそこだったっけ？」
「ヒロには関係ないでしょ。ドブの中に頭突っ込んどけ」
昔はドブの中に片膝を突っ込んでいたようなものなんだから。そっぽを向く私に向かって「酷いなぁ」なんて言っているけれど、ヒロの方が酷いことをしてるんだから口を閉じてほしい。
「はいはい。邪魔してごめんね」
気丈に振舞ってヒロは出ていった。最近妙に馴れ馴れしいのも、コウジがいなくなるという傷を私で埋めたいからなのだろう。
ユキが「そういうのではありません」と言うのを待って、ヒロの背中が見えなくなっても言わなくて、不思議に思って視線を向けるとユキは何故か不機嫌そうだった。
「ユキ？」
「ッ！ あ、あぁ。どうした？」
「眉間にしわ寄ってたけど」
ユキの顔を覗き込むと、今度はユキがそっぽを向く。おかしい。なんだかいつもと違う気がする。
「……Aが好いている男性は、本当はヒロさんなのか？」
→え、なんて？
→ユキなんか大っ嫌い！
→……好きだった時期もあったけど
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プリン★スポ隊隊長兼副 いろいろ最高な小説多いよな← - 更新頑張ってください！！！ (2018年5月27日 3時) (
レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
プリン★スポ隊隊長兼副 いろいろ最高な小説多いよな← - ユキノジョウ編が終わったら、タイガ編を書いてください！！！その次にカケル編をオォォォォォォォォォ！！！ (2018年5月27日 2時) (レス) id: 4588ab3ba5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鬼童輪廻 | 作成日時：2018年5月24日 18時
