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それからというもの、永遠と喋り続けるジェノさん。
JN「でね、僕はAちゃんが心配で心配でたまらなくて天から降りてきたんだよ。そのマスコットあるでしょ！それを持ってる限りずーっと僕と一緒だからね」
「へ、へえ...............」
JN「Aちゃんには僕とジェミンとロンジュンとヘチャンっていう4人の天使がいるんだけど、僕を選んでくれてよかったー、今頃天界では皆がグチグチ言ってるよ」
4人の天使とかプ〇キュアかよ、とツッコミかけたが、ジェノさんがヲタクみたいに早く喋るから何も言わないでおいた。
他にも、人間界には美味しそうな食べ物がいっぱいあるねーとか、ワンちゃんっていうやつ？を見てみたい、とかさすが天使、みたいな甘々な話ばっかりしている。
あと、1分ごとにだいたい可愛いって言ってくる。あの私、まだあなたと知り合って数分しか経ってないんですけど.....
「と、とりあえず！今日はありがとうございました、お気を付けて帰って下さいね」
JN「え？僕帰らないよ、これからAちゃんとずっと一緒って言ったじゃん！僕嬉しい〜」
「いやでも、流石に住む所くらいはありますよね...？」
JN「僕天界ではわりとなんでも出来るんだけど、人間界ではそうもいかないみたい。ほら、早くお家に帰るよ！行こう行こう！」
私の手を引き、勝手に歩き始めるジェノさん。
いや絶対その顔悪意ある！！！！
とりあえずこのままでは私が捕まってしまいそうなので(傍から見たらやばい女)、私のベンチコートをジェノさんに着せた。案の定肩幅とかピチピチで笑った。
それにしてもスムーズに歩くな...ていうかなんで私の家知ってるんだ？
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作者名：ララリ | 作成日時：2021年1月17日 14時
