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・・・朝か、
いつの間にか寝てた・・・
もうすでに太陽は高い所まで昇っていて、眩しい日差しがカーテンの隙間から差し込んでいる。
昨日のジェノくんとの記憶がなんとなーくぼやぼやと出てくる。・・・ん、なんだこれ？いや、違うよね、あ、あそうだ、あれ夢だね？ジェノくんあんなタイプじゃないもんね！うんうん！あーよかった！酔いすぎて変な夢見たわ！
JN「あ、Aちゃん起きた？」
「うん」
JN「痛いとこないかな？・・・あ、昨日のこと覚えてる・・・？」
キノウ・・・？イタイ・・・？
やばいやったどうしよう違う違う嘘だきっとこれは違う、否定しようと必死に頭をフル回転させるけど、すればするほど昨日の記憶が鮮明にフラッシュバックされる。現実だったとは思ってもみなかった。
えっと、落ち着いて整理すると、ジェノくんが起きてて、その、酔ってたから、なんか勢いでキスして、そのまま寝室に連れてかれて・・・？
そこで記憶がストップしている。まずい・・・
と、とりあえず痛い所はないけど、その、どこか身体を痛めるようなことをしたのか・・・？
顔が熱くなってるのが自分でもわかる。
「痛くない、よ」
JN「あはは、Aちゃん照れてる？可愛いいい」
んんん今はそれ言うのやめて！！！！！！！
余計恥ずかしいじゃん・・・
え？
待って、しかもジェノくん上裸だよ！？！？
やっぱりあの後・・・
「そ、その、昨日、途中までしか、覚えてない」
JN「途中まで？」
ジェノくんは一瞬ポカンとしたけど、あー、とすぐに分かったらしい。
JN「もしかしてAちゃん、なんか勘違いしてる？」
「え？」
JN「大丈夫、昨日はあれ以上何もしてないよ、寝かせてあげただけ、寝かせたっていうか勝手に寝てたけどね」
JN「でもごめんね、僕もつい気分良くなっちゃって、」
といいつつもジェノくんの顔はニヤニヤしている。
痛くないか聞いたのも、昨日飲み過ぎてたから体調の方を心配してたらしい。なんで上裸なのかは知らないけど・・・
はあ、完全にやってしまった、今すぐ穴掘って入らせてくれ・・・
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作者名：ララリ | 作成日時：2021年1月17日 14時
