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それから20分ほど歩き、こじんまりとした教会に着いた。
ここにいるのかな.....なんだかドキドキしてきた。
JN「Aちゃん、心の準備できた？」
「う....ん」
JN「心配しないで。一応Aちゃんの天使だから！良い奴だから安心して！..........はぁ、あいつら本気で好きだからマジで会わせたくないけど」
「え？最後なんか言った？」
JN「まあいいや、中に入ろう」
うわあ、すごい。
中は教会ではなく、一面真っ白で綺麗な景色。終わりが見えなくてなんか不思議な感覚。
私も体ごと浮き上がりそう。
「「「Welcome to〜？」」」
JM「ディ〇ニーランド！！！」
そこはシズニランドだろ！！となぜか大バッシングされている。
な、なんだこのカオスな状況.....思えばジェノくんを始め、何故私にはおかしな天使しかついていないんだろうか？
私がアホだからか？(否めない)
HC「ようこそ〜Aちゃん、待ってたよ〜会いたかった♡ポッポしてポッポ♡」
JM「アイゴアイゴ〜ウリAたまぁ♡ほんとにベリーベリーキヨミねぇ〜♡ウチュウチュ♡」
RJ「Aちゃん。コイツらはヤバイ奴だから無視して、一番まともな僕と結婚しよう。今からでも僕に乗り換えてもらって全然大丈夫だから、ね！考え直して！この世界を照らす者ロンジュンがAちゃんをあすなろ抱...」
なるほど、ジェノくんが健気に見えてきたぜ・・・。
想像の10倍くらいうるさいなぁ・・・。
JN「あーもう！静かに！俺のだから！」
ん？何て.......？
あれ、一人称俺だったっけ........？
HC「俺のとか言っちゃって〜！キャー！Aちゃん、こいつまだ猫かぶってるからさ、こんな奴と結ばれたら毎日どんなプレ...」
何か言いかけていたが、ジェノくんに無言の圧力をかけられ、大人しくなった。何だろう？
RJ「Aちゃん、僕はAちゃんの身体を心配してるんだよ。僕の方が絶対優しく...」
そしてジェミンさんは静かになったと思いきや、さっきからオゥ！やワォ！などと発しながら永遠に私をスマホでパシャパシャ撮り続けている。さっきまでこんな人だったっけ？
なんともやかましい・・・。
まあ、実はちょっとだけ楽しんでいる自分もいる。
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作者名：ララリ | 作成日時：2021年1月17日 14時
