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・・・ん〜、あの状況でよく寝れたな〜。
疲れてたからかな、あ〜寝た寝た。ふぁあ〜。
って、え゛ぇぇぇええぇぇぇええええ！！
重い瞼を開けると、目の前にはジェノくんの顔があった。
しかも鼻息がかかるくらいの距離。
しかも気付くと手は私の後ろに回っていて、向かい合ってがっちりホールドされていた。
え゛、ジェノくんと目合った・・・？
起きてるぅ゛ぅ゛うう！！！！！
JN「おはよ、Aちゃん♡」
「近いわ！！！！！な、なんでここにいんの！」
JN「違うよAちゃん、ここ僕の布団だよ？もーAちゃん寝ぼけてこっちまで来るから、さすがにぎゅーしない訳にはいかないよね？そんなに寂しかったの？僕とくっつきたかった？おいでおいで〜♡」
必死に抵抗するも、ジェノくんの筋肉には勝てず、それどころか私に抱きつく力は、どんどん強くなっていく。
「◎△＄％＃？！ギブ！！助けて！！！」
あー死ぬかと思った、やっと力弱めてくれた(弱まっただけ)
JN「Aちゃん、最初すごいドキドキしてたね〜？なのにすぐ寝ちゃった、僕はずっと起きてたのに」
あっ、、しっかり伝わってるやんけ、、、
Aちゃんの寝顔超可愛かった〜、僕より天使〜、とか朝からデロデロすぎる、胃もたれる、、
ペチャクチャ喋り続けるジェノくんを何とか引き剥がし、体を起こす。
やば、もう10時？
急いで食パンをトーストにねじり込み、適当に卵とソーセージをフライパンにぶち込んだ。うーん、美味しそう。
「「いただきまーす」」
にこにこしながらいちごジャムを塗ったトーストを頬張るジェノくん。
JN「ん〜美味しい〜」
「私が料理上手だからだよ」
・・・。
なんかスルーされた気がするけど、やっぱり朝起きて一緒にご飯食べる人がいるって気分良い！
私もそんな幸せなことしていいのかな.....？
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作者名：ララリ | 作成日時：2021年1月17日 14時
