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いくつになっても急な呼び出しは怖い ページ49

ある日の夕方。
BTSのマネージャーから連絡があり、HYBEで打合せが入った。
…何で?
BTOBの仕事中に入った打合せの予定だった為、話を聞いていた不機嫌そうなチャンソプさんを横目に事務所を出発し、訳が分からないまま、HYBEの会議室に通された私。

YG「お疲れ」
私「え?もしかして私はユンギに呼ばれたの?」
YG「ああ」
私「えぇ…それなら帽子持って来れば良かった」
YG「あ、そうだったな、悪い…」
私「えっと?ここに呼ばれたって事は仕事なんだよね?」
YG「仕事」
私「…どういった内容で?」

ユンギが提案してきた内容としては、ユンギ直々の出演オファーだった。

YG「シュチタにチャンソプさん…どう思う?」
私「…面白いと思う」
YG「だろ?」
私「でも、ソンジェじゃなくて良いの?」
YG「え?何で?」
私「いや、逆に何でチャンソプさん起用?」
YG「お前…仕事になるとチャンソプさん、って呼んでる
  んだな」
私「公私混同はしないように意識しなきゃいけないからさ
  …じゃなくて!何でチャンソプさん起用なの?」
YG「あの人、お酒好きだし良いかなって」
私「いや、ユンギの理由にしては薄い…何?何がある?」
YG「はぁ…お前には隠せないな…この前、俺、CUBEに行っ
  たろ?お前から電話来た時ジョングクが傍にいてさ、
  何でCUBE行ったんだだの、何で連れて行ってくれなか
  ったんだだのうるさくてさ」
私「うん」
YG「仕事で行ったんだって言ったんだよ」
私「…うん?それでシュチタ?」
YG「うん」
私「なるほど…」
YG「そして今日HYBEに彼女を呼ばれて不機嫌であろう
  あの人にも仕事だと思ってもらえば両方クリアになる
  かな…と」
私「いや、チャンソプさんに関しては今日呼ばれなければ
  不機嫌にならなかったんだけどね?」
YG「何も言えねぇわ」
私「まあ、CUBEにも報告してみて回答する」
YG「ああ」

事務所に戻ってユンギから出演オファーがあった旨を報告すると、チャンソプさん次第だと言われた。
練習室にいるBTOBの元に向かう。

私「チャンソプさん、SUGAさんからシュチタへの出演オ
  ファーが来ています」
CS「えっ?ソンジェじゃなくて?」
私「はい、チャンソプさんです」
CS「良いけど…俺で良いのかな?」
私「SUGAさんがチャンソプさんをご指名でしたので」
CS「あぁ、そうなんだ…うん、分かった」
私「それではBTS側のマネージャーに回答しておきます」

こうしてチャンソプさんのシュチタ出演が決まったのである。

公開処刑されるチャンソプさん→←俺の"良かった"は本心だ(YG視点)



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作者名:HMHN | 作成日時:2023年6月16日 22時

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