私はBTOBのマネージャー3 (ページ31)

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ソンジェの彼女でしょ？(CS視点) ページ31

SJ「お前、俺のマネージャーになれるよ！」
SJ「やった！良かった！」
SJ「いや、めちゃくちゃ嬉しい」
SJ「明日顔合わせしたいって、後で連絡先教えておくわ、
　あ、あと来る時連絡して、事務所の前まで迎えに行く
　から」

ある日のリハーサル直前。
移動だって言っているのにソンジェがどこかに電話を掛けていた。
ソンジェがあんなに笑って電話してるの、初めて見た。

EK「彼女でも出来たの？」
SJ「おぇっ、ヒョンやめてよ、そんなんじゃないって」
MH「ソンジェ、マネージャー増えるの？」
SJ「うん、俺が直談判したの」

ソンジェが直談判するなんてよっぽどの事だ。
普段から興味なさそうに人の話を聞いてるくせに…目を輝かせて連絡するなんて恋人くらいじゃないか。

CS「何で？直談判してまでマネージャーにしたいって何事？
　やっぱり彼女じゃないの？」
SJ「違うって、しつこいな」

本気で怒り出しそうなソンジェを横目にそそくさと退散する。
…過去に戻れるのであれば自分をぶん殴りたい。
この時点でソンジェの恋人になっていたら、俺の彼女ではなかったかもしれないのだから。

後日、ソンジェが引っ張って控室に連れてきたのは、全身真っ黒な女性だった。

私「本日付けでBTOBのマネージャーとして働く事になりまし
　た、BTOBの勉強中です…どうぞ宜しくお願い致します」
SJ「ふふっ、こいつ、BTOBに全く興味ないの」
私「ソンジェ！言うなよ！」
SJ「こいつの事で知りたい事あったら…俺、回答出来るから
　何でも聞いて」
私「ちょっ…勝手に色々話さないでよ!?」

綺麗な敬語を使った挨拶をしたかと思いきや、ソンジェとは気楽に話し出す。
ソンジェの友達と分かったからなのか、早速メンバーに囲まれている新任マネージャー。
あれ、俺は何故…出遅れた…？

SJ「俺とはいつ打ち解けてくれるかな？って？」
CS「んぇ？」
SJ「ふふっ、あいつの事見過ぎ」
CS「そんなに見てないよ」
SJ「あっ、好きになっちゃった？一目惚れってやつ？」
CS「いやいや、そんな事ないそんな事ない…」
SJ「そうだよね、ヒョンのタイプとはかけ離れてるか」