私はBTOBのマネージャー3 (ページ30)

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あの時の選択は正解だった(SJ視点) ページ30

SJ「…という事で、検討してもらえませんか
　ね？」

なーんて事務所に言ってみたら、あっさりOKが出て。
すんなりマネージャーとして就職が決まったのである。

嬉し過ぎてリハーサル直前にも関わらず、すぐに伝えたくて電話を掛ける。

SJ「お前、俺のマネージャーになれるよ！」
私「んぇ？あれ冗談じゃなかったの!?」
SJ「やった！良かった！」
私「ふふっ、何でソンジェが喜んでるのさ」
SJ「いや、めちゃくちゃ嬉しい」
私「ふふっ、ソンジェ、ありがとう」
SJ「明日顔合わせしたいって、後で連絡先教えておくわ、
　あ、あと来る時連絡して、事務所の前まで迎えに行く
　から」
私「い、いや、1人で行けるよ」
SJ「良いから」

そんなこんなで、今となっちゃ職場も自宅も一緒になったわけで。
チャンソビヒョンには俺のおかげでヒョンの今があるのだと、きちんと心に刻んで欲しいと常々思っている。
…納得いかない点があるとすれば、BTOBの中で格好良いのはやはり俺じゃないかという事だ。
ついでに言えば、親友の俺があいつの1番の理解者でありたい、そう思うのは欲張りなのだろうか。

私「ソンジェ君は格好良いよ」
SJ「…え？」
CS「ん!?」
私「私の1番の理解者は親友であるソンジェ君だよ」
SJ「んぉ？」
CS「ちょっと!?…何!?何でソンジェ君!?」
私「ふふっ、ソンジェは昔から分かりやすいんだよ」

こいつは俺の変化をすぐ見抜く。
言わなくても伝わる関係なんて、なかなか築けるもんじゃない。
俺はあの日、あの席に座って、こいつに声を掛けて正解だったみたいだ。

SJ「ふふっ、ありがとうございます、ヌナ」
私「わぉ、久しぶりのヌナ呼び…気持ち悪いっ！」