両手に花…には程遠い状況 ページ25
控室に戻って来るなりソンジェが凄い勢いで近付いてきて全体重をかけて抱き着いて来た。
SJ「ねぇ…忙しくて大変…って声に出してみた」
私「重っ！…ふふっ、早速だねぇ…いつもお疲れ様」
SJ「やっぱりお前か」
私「うん、回答しなきゃいけない状況だったんだよ…」
CS「ちょっと…ソンジェ！離れてよ！」
SJ「こいつが我慢しないで言えって言ったんだよ？」
CS「いやっ…そうなんだけど！それとこれとは違う！」
PL「俺、癒しだったんだね」
私「うん、私の癒し…癒しの塊よ、プニ」
EK「俺だけ文句だったじゃん！何なのあれ！」
私「え？文句じゃなくてメッセージですよ？」
EK「いやっ…他にもあったじゃん…」
私「私からウングァンさんに伝えたい、切実なメッセージ
だったもので…ふふっ、すみません」
HS「さてと…俺もゆっくり休もうかな？」
聞こえるか聞こえないかのレベルで呟きながら、ソンジェと同じようにシクさんも抱き着いて来た。
私「重っ！ソンジェ支えるのだけでも大変なのに！シクさ
んも!?」
HS「ふふっ、我慢して」
CS「ちょっと！ねぇ！ちょっと！離れてよ！」
MH「日本語で…えっと…両手に花？だっけ？」
私「いや！ミニョクさん…そんな落ち着いて日本語講座し
ている場合じゃないですよ！」
CS「あぁっ！もう！我慢の限界！」
凄い強さでソンジェとシクさんを引き剥がして抱き着いて来るチャンソプさん。
CS「もう…」
私「ふふっ…」
CS「笑い事じゃないからね？もう…お願いだからさ…両手
にチャンソプにして」
PL「えっ？ヒョンそれどういう意味？」
MH「きっと何も考えてないよ、あれ」
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作者名：HMHN | 作成日時：2023年6月16日 22時
