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思っても言っちゃいけない ページ12
私「オッパ？入るよ？」
自分の部屋でもあるのに静かに入る。
えっ…布団被ってジタバタしてるんだけど…。
私「お、オッパ？…わあっ！」
私の腕を掴んで引き寄せるオッパ。
気付けばオッパの腕の中。
CS「余裕ないんだなって自覚してはいるんだけど…」
私「ん？」
CS「他の人を好きになったんじゃないかって思って…」
私「うん」
CS「凄く楽しそうな顔で歌ってたから…」
私「あ、それはね…」
歌っていて気付いたのだ。
カゲロウの歌詞って、あのカフェ以降の私の心情に似ているなって。
確かに歌詞の通り、無意識にオッパを目で追ってたし、気付けば好きになってたな、って。
私「歌ってたらさ、オッパの事、前から凄く好きだったん
だなって再確認したからだよ」
CS「えっ…？」
私「だから楽しいっていうか…幸せな気持ちで口ずさみな
がらレタスをちぎってたっていうか…」
CS「ふふっ、そっか…良かった」
SJ「良くはないでしょ」
CS「ソンジェ！ノックしろよ！」
SJ「いや、こいつと一緒に入って来てたし」
CS「そんなの知らないよ！」
SJ「何で俺怒られてるの？理不尽極まりないんだけど」
私「もう…オッパ、機嫌直ったなら一緒に夕飯作ろ？」
CS「…今日なんかずっと恥ずかしい奴じゃん、俺」
SJ「今更気付いたの？」
私「ソンジェ…言ってやるなよ」
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作者名：HMHN | 作成日時：2023年6月16日 22時
