【wrwrd】暇つぶしな彼らと飽き性さん II【男主】 (ページ8)

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52話ページ8

you side

振り上げているソレ(化け物)の腕を受けようとナイフを構える

だが、ソレの腕に当たった瞬間

ガキンッ、と金属がぶつかり合う音がして、俺のナイフが折れた

『はぁ！？！？』

慌てて横に転がり、間一髪でソレの腕を避ける

振り返ると、俺の後ろにあったはずの机はただの木片に変わっていた

『あっぶな、、』

あの攻撃をモロに喰らっていたら、、と考えるとゾッとする

sha「A！！無事か！？！？」

『一応、、』

sha「何やねんあのバケモン！？」

ぶつかったと同時になった音と、折れたナイフ

それらによって考えられる嫌な考察をシャオロンに伝えた

『シャオロン、、あれ多分機械だ』

sha「は？マジで言ってんの！？」

『うん。そうでもないと、俺のナイフが折れた意味がわからない』

そう言った時、ソレの目は再び俺を捉えた

『っ、シャオロン、ロボロに連絡頼んだ。その間に俺らで引きつける』

sha「お、おう、分かった」

そう言って俺は、ゾムとショッピに叫んだ

『ゾム！ショッピ！多分あれ機械だからナイフと拳銃は効かない！！その辺考えて戦って！！！』

zm「分かったぜ！！」

syp「了解です」

『あ、あとシャオロン。スコップ借りて良い？』

sha「ええで！気ぃつけてな」

『うん。ありがと』

そう言って俺はソレに向き直った

『かかって来いよ、化け物さん？』