うらやましい ページ27
お待たせしてしまい申し訳ありません。
リクエスト作品になります...!
こちらLKさんsideです!
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「...リノヒョンは、なんでそんなにダンスが上手いんだろう」
そう悔しそうに呟くうちの三男。
なんでと言われてもな...ダンスは俺の強みだからそう易々と越えられても困るんだけど。
「俺はAの歌の上手さが羨ましいけど?」
「上手くないよ〜...俺、もっと頑張らなきゃ」
なんだ、いつもは飄々としてるくせに今日は弱気じゃん、なんて思った瞬間「よし!!」なんて言って立ち上がるA。よくそんな声出せる元気あるな...。
「...それにしても、なんで急に?」
「なにがぁ?」
「いつも褒めることはあってもAが悔しそうなの珍しいだろ」
「...いいたくないです」
急に拗ねたように顔を背けるA。
アンチの声でも見たのか、それとも誰かに言われたのか、内容によってはうちの子を傷つけたことを後悔してもらわないと...なんて考えも頭をよぎる。
「誰かになんか言われた?それともエゴサでもした?」
「そういう訳じゃなくて...リノヒョンにはわかんないよ」
こんなにも俺は心配してるのに、まだ意地を張るのか?
少し頭に血が上って口調がきつくなる。
「は?何、俺にはわかんないって、馬鹿にしてんの?」
「っちが、そうじゃなくて!!」
「じゃあ何で言わないの、俺はお前のこと心配して言ってんのに」
「だって...俺のヌナが、俺よりリノヒョンの方がかっこいいって言うんだよ!!」
「...はぁ?」
思わず気の抜けたような声が出る。
そんな理由?じゃあこいつはほんとに拗ねてるだけ?
急にイラついた俺はそこにあったティッシュを箱ごと持ってAに近寄った。
「ちょっ...リノヒョン!!なんでティッシュの箱持って近づいてくんの!!」
「うるさい、お前は反省して」
なんでなんでと子猫の威嚇みたいに騒ぎ出すAの口にティッシュを詰め込む。ヒョンジナがエアフライヤーで180°20分なら、こいつは150°30分でじっくり揚げてやる。
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時雨(プロフ) - あんずさん» 初コメ、リクエストありがとうございます!承知いたしました!しばしお時間かかってしまうと思いますがお任せください〜! (2月27日 15時) (レス) id: 121b5caafd (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - 初コメ失礼します!いつも楽しく拝読させて頂いています( *´꒳`* )リクエストなのですが、リノから見た主くんのお話がみたいです! (2月27日 0時) (レス) id: 0010bffdfc (このIDを非表示/違反報告)
時雨(プロフ) - わわ、本当ですね...修正しました。教えてくださりありがとうございます! (2月10日 20時) (レス) id: 121b5caafd (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - ミヤネ より ミアネ かなと... (2月10日 20時) (レス) @page7 id: 1a788f23e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨 | 作成日時:2024年2月10日 1時