【歌い手】そういう関係です！【天月】 (ページ46)

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40～やっぱり初めてページ46

天月「俺だって…
Aいないと変にイライラするし！何にも頭に入ってこないし！
会った時反射的に考えてもいないことしちゃうんだから！」

勢いでなのか天月くんは半強引に唇を重ねてきた。

天月くん！？長いって！

貴方「っはぁ////」

やっと離してくれたと思いきや今度は抱きつかれた。
ホント嫌いになんてなれないや。

天月「今日のことは俺が悪かったよ」

貴方「ううん。あたしも流れで言い過ぎちゃったし」

天月「そんなことないよ？たまにはあれくらい言って？じゃないと俺が全くAのことわかってあげれてないってわからなくなっちゃうから」

貴方「十分わかってるくせに」

天月「わかってないよ。だって自分のことだけで頭いっぱいになっちゃう」

そう言いつつ天月くんは腕の力を強めて来た。
いっつもそう。
散々言った後にキスしてきて抱きつかれる。
なのにそんな天月くんから発せられる言葉はちっちゃい子供みたいで。

貴方「天月くん？」

天月「寿命縮まりそう」

貴方「え？wwなんでww」

天月「無意識に抱きついちゃうから」

貴方「え？w」

天月「俺実際のこと言うと、意思的にやってることって意外と少ないんだよ？」

貴方「天月くんの本気も冗談も無意識も全部同レベルなのね」

天月「そんなことないよ？」

貴方「昔っから全く天月くんの冗談と本気の違いがつかめないの」

天月「じゃあもっと俺のこと知って？俺がA知ってるのことと同じくらいに」

貴方「うん」

そして見つめあって少し時間がたった。
こう見るとやっぱり天月くんはイケメンだと思う。

天月「あのさ…」

貴方「ん？」

天月「キス…してもいい？」

初めて面と向かって言われた。
なんかちょっと恥ずかしい。
場所なんて玄関だし、別になんかの日ってわけでもない。
でもなんだか特別なようなきがしてならない。

貴方「そんなの

いいに決まってるじゃん」

『これからもずっとずっとずぅっと天月くんと一緒にいたいです』そんな想いを彼のしてくる優しいキスに返したい。