【歌い手】そういう関係です！【天月】 (ページ35)

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32～ただいまページ35

貴方「ここだよね？」

目的地には着きました。
でも、

天月「うん」

貴方「来たこと･･･あるよね？」

天月「あるね」

絶対ここ来たことある。
あの人の家のような。

ぴーんぽーん

あたしを無視して天月くんは勝手に進んでいた。

「天月くん。どうしたの？」

わっ、綺麗な人。

天月「今日は俺じゃなくてAなんです」

貴方「初めまして･･･？」

あたしがそう言うとその人は不思議そうな顔をした。

「･･･初めてじゃない気がするわ。まぁまず入って！」

中に入るととても広くてなんか懐かしいような気もした。

貴方「あたしの名字、聞き覚えあると思います」

あたしはすすめられた椅子に座って言った。

「会ったことあるかしら？」

貴方「わからないです。華戸Aって言います」

するとその人は笑顔になって何度か頷いた。

「･･････A。確かに私がつけた名前だわ」

貴方「じゃあお母さん･･･ですか？」

「そうよ。ごめんなさい。辛い思いをしたでしょ？」

貴方「いえ、あたしなりにいろいろ乗り越えれたんで」

あたしはそう言いながら天月くんをチラッと見た。
それを見て天月くんは優しく微笑んだ。

「本当に悪いと思ってるわ」

貴方「えと、そんな謝らないでください。どうしてとかは後で聞きます。それより、あたしと歌詞くんて･･･」

まぁ、もう予想はついてるよ。

「双子よ」

貴方・天月「ですよねぇ！！」

「気づいてたの？」

そりゃあんだけハモってればねぇ。

貴方「まぁ。ちなみn(歌詞太郎「ただいま。あれ？A？天月？」あ、お邪魔してます？」

「あぁ。お帰り」

貴方「歌詞くん･･･運命かなんかだったのかな？www」

そう言うと歌詞くんは少し意味がわからないと言うような顔をした。

そしてすぐにため息をついて笑った。

歌詞太郎「え、まさか」

「Aはあんたの双子の妹だからね」

予想通りすぎた。

歌詞太郎「･････････」

歌詞くんも何も言えない状態じゃん！
フリーズしてるよ！！

貴方「ちゃんとした人でよかったねwwww」

歌詞太郎「なんか、うん。」

さすがにびっくりを通り越してる。