【歌い手】そういう関係です！【天月】 (ページ31)

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28～涙ページ31

引き続き天月side

歌詞太郎「なんで泣くんだよ」

天月「Aのことどうにかしてやりたくて。でも何もできなくて」

歌詞太郎「うん。Aにしかわからないことだってある」

そう言って俺を優しく抱きしめた。

･･････いや、なんでだよw変なフラグたつからやめろよww
とか思って俺はすぐ離れた。

まふ「Aの過去を全部知れば？」

なんかさっきから同じようなことばっかり言ってないか？

天月「聞けるわけないじゃん。俺がいたときのことも話したがらないのに」

アンク「いい加減泣くのやめろよww」

別にいいだろ。

貴方「天月くん･･･？」

Aが起きた。
泣くのやめないとな。

天月「どうした？」

貴方「怖くなっちゃって」

怖い？
いつもならいなくなるかと思ったとかみんなに信用されない夢だったとか言うのに。

天月「何が？」

俺が聞いてる間にAは俺に抱きついてきた。
ここまでしてくるのはけっこう珍しい。

俺は数分間に何回抱きつかれればいいんだ。←

貴方「もう家帰りたくない」

コニー「Aの？」

俺は頷いた。

貴方「もう･･･過去なんてなくなればいいのに」

今のAは自分以外の言葉が聞こえてないみたいだった。

天月「うん」

はしやん「なんで」

天月「後で説明するから。あんまりそうゆうこと聞くと精神的にやられるから」

そんなこと言ってるとAは落ち着いたみたいだった。

貴方「みんなごめんね？」

コニー「何が･･･？」

貴方「あたしのせいで･･･なんて言うか･･･」

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

タイミング悪過ぎ。
誰だよ。

天月「ごめん俺出てくる」

歌詞太郎「大丈夫。俺らいるし」

俺がちょっと心配だったのがわかったのかそう言ってくれた。
こうゆう人って一人はいてくれなきゃ困る。

電話は俺がとるまでずっとなっていた。

天月「はい」

『あ、天月くん？Aは？』

わぁA出なくて正解だった。

この相手こそAの大嫌いな親。

天月「今出れないです」

『じゃあ伝えてもらえる？』

天月「あぁはい」

『明後日祝日だから帰ってきなさいって言っておいてちょうだい』

そんなこと本人に伝えて大丈夫だろうか･･･
Aのことだから聞かされて過呼吸になる。
だけど俺がどうにかできる間柄じゃない。

天月「･･･わかりました」

俺は渋々だけどそう言った。
それ言えない立場だから。