57・お願い ページ11
椿のところに直接来ました。
そしてなぜか全員集まっての討論会に…
椿「で、なんでまたそんなこと思いついたわけ？」
貴方「だってそうしないと人間になれないでしょ？」
椿「そうだけど。なる必要ないじゃん。ねぇ？ベル」
べルキア「そうそう。何が理由でそんな便利な身体捨てようとしてるわけ？」
貴方「…それは」
桜哉「それは？」
貴方「御国が好きだから」
あー言ってしまった。
これもう後戻りできないね。
まぁそれじゃなくても戻れないけど。
べルキア「ハァ〜？一人の人間のために死ぬってのォ？」
貴方「だって辛いんだもん…他の子と話してるとことかアベルちゃんばっかり見てるのとか」
椿「相手は人間だよ？それでもいいの？」
心配してくれるのは嬉しい。
椿がそんなに悪いやつじゃないのも知ってる。
貴方「うん。だって御国はわかってくれる。全部。こんな傷だらけの体でも許してくれたの」
桜哉「ねぇ、俺じゃダメ？」
何年も言われ続けた言葉。
桜哉の気持ちはずっと知ってた。
でもダメなんだ。
貴方「…ごめんね。御国じゃないと」
桜哉はただ消えそうな声でそっか…と言ったまま黙ってしまった。
べルキア「でもでもォ〜人間になったところで見向きもされなかったらどォするわけェ〜？」
貴方「…それはないと思いたいけど、そうなったらその時考えるよ」
椿「そこまで言うんだったら僕は止めないよ。もし嫉妬の主人に捨てられたとしたら、僕のところにおいで？」
貴方「ありがとう」
どちらかと言うと敵側だけど椿は気にしてないみたい。
椿「いいんだよ。Aにはもう会えなくなるけど次の君に会えるからね」
貴方「ちゃんと人間になれたらダッツでも持ってくるよ」
椿「それはなってもらわないとな〜」
貴方「頼んだよ」
椿「任せてよ。身体は有栖院家に持っていけばいいんだもんね？」
貴方「うん。リリイには言ってあるから」
椿「わかった」
御国はどう思うかな。
怒るだろうか。
嫌われるだろうか。
また許してくれるだろうか…
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imo(プロフ) - 紅野さん» レスくださって有難うございます！文ストの方を書いているのも知っているので此方はゆっくり更新して下さると嬉しいです！完結迄どうか……宜しくお願いします(T T) (2019年8月31日 1時) (
レス) id: 58204ff8e1 (このIDを非表示/違反報告)
紅野(プロフ) - imoさん» うわーありがとうございます。ほぼ自己満で消さずに残していた作品でした…。勿論見て頂けるなら思い出して続き書きますね。少しかかるかもしれませんが…。 (2019年8月30日 22時) (レス) id: b65496d137 (このIDを非表示/違反報告)
imo(プロフ) - 更新停止は解除されるのでしょうか。文ストの後に知って、今日ずっと読み続けた新参ですが、これは迚も好きな物語でした。良い所で終わってるので続きが読みたいです。 (2019年8月30日 3時) (レス) id: 58204ff8e1 (このIDを非表示/違反報告)
もこ - 終焉ノ栞 旧校舎の教室の続きを読みたい。 (2016年8月30日 18時) (レス) id: a7e6de438b (このIDを非表示/違反報告)
紅野(プロフ) - 囚人（もどき）さん» ありがとうございます！頑張って書きますw (2016年8月26日 0時) (レス) id: 190444d6cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅野 | 作成日時：2015年4月23日 23時
