【MSSP】ゲーム好き出てこいよ消してやっから！

自分のこと ページ13

えおえおside

今きっくんの部屋に移動してきたとこ。
俺の横にあろまがいてきっくんとFBが目の前にいる。


はっきり言うと自分自身がどうなってるのか全くわからない。
そのわからない感覚がすっごい嫌。
まだ心臓の音がうるさくてそのせいで頭が追いつけてない。

きっくん「で！？」

で！？じゃないよ。

FB「はっきり言ったほうがいいよ？」

こうゆうときまでそのテンションやめて。

きっくん「Aが好きか嫌いかって言ったらどっち？」

こいつらに隠しても無駄なんだろうな。

えおえお「･･･好き」

FB「やっぱりかぁ！」

あろま「お前らそのテンションやめてやれよ」

あろまありがとう。
なんかあろまの隣って安心できる。

きっくん「え〜」

FB「でも何で今日になってそんななの？」

そんなの自分でもびっくりしてんのにわかるわけないじゃん。

えおえお「知らないよ」

きっくん「どうせ自分のことがわからなくなってんでしょ？」

えおえお「実際わからないどころじゃない」


自分がおかしいことくらいわかってるけど、でもどうしたいのか全くわかんないし。


あろま「無駄に意識し過ぎてんだって」

そうだといいんだけどさ。

FB「いつから好きなんだよ」

えおえお「そんなのわからない」

気づいたらそうだったってことだよ。
きっとだけど。

きっくん「わからないって」

あろま「お前のことだからそうだろうとは思ったけど」

FB「あろまはどうなの？」

え？

あろま「は？」

きっくん「妹のことが好きだって言ってるけど？」

あろま「別にあいつのことだし。俺はどうだっていい」

特に気にしてないのか。

FB「ふーん」

俺がため息をつくとなぜかきっくんが話かけてくるし。
できれば自分について考えたい。

きっくん「よくわからないのが嫌なんだろ？」

えおえお「自分のことなのに全くわからないって普通ある？」

あろま「ほとんどないだろうな」

えおえお「だよね。･･･やっぱり今日おかしいんだな」

FB「大丈夫だって」

ちょっと落ち着いたかも。
こいつらのおかげかもしれないな。

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