【MSSP】私が生きている理由 (ページ19)

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委員長さんページ19

教室の中にいると頭痛がする。
私はいつものように屋上に向かった。
別に好きじゃない。

屋上の扉を開けると青い空が見えた。

貴方「危なかった･･･」

本当に朝は大変だった。

あなたの想いがみんなの想いが♪←着心音

携帯を開くとあろまからだった。

『帰り迎えに行くから。なんかあったら連絡しろよ。』

あろまらしいよな。

貴方「今のところ大丈夫だよ」

そうあろまに返信した。
そしていつものように時間を潰した。(ゲームしたり、動画見たり)

昼休み

委員長「やっぱりね」

委員長がやってきた。
珍しくはない。

貴方「朝から何」

委員長「気に入りませんわ」

貴方「私も」

気取ってるもん。お金持ちですみたいな。

委員長「本当に霊なんて見えるのかしら？」

貴方「見える。っていったとこで信じないでしょ」

実際委員長の辺りにもいる。

委員長「あなたはまったく信じれませんわ」

だったらなんで来たのよ。

貴方「何の用？」

委員長「朝の人」

貴方「な、何」

どうしよう。気づかれた？

委員長「MSSPと関係あったりするの？」

貴方「知らない」

良かった。セーフかな。

委員長「帰りもくるの？」

貴方「知ーらない」

知ってるけど。

委員長「そう」

貴方「今日はいつもの凶器連れてないんだ」

今日に限っていないとか。

委員長「いやね。あの子は私の愛犬よ」

凶器。私がそう呼んでいるのは委員長の大型犬。
毎回噛まれるから嫌いなんだ。

貴方「何が愛犬よ。可愛さの欠片もない」

委員長「そんなことないわ！」

そう思ってるのあんただけだ。

貴方「朝から思ってたけど、あんたの目おかしいよ」

委員長「うるさいわ！」

委員長はそう言って私にカッターを向けた。
慣れたから怖くなんかない。

貴方「そんなので負けると思った？」

委員長「本当のことを言いなさいよ」

貴方「何の？」

委員長「朝の人よ」

そんなに気になるならググれよ。

貴方「知ってたって言わない」

委員長「なぜ？」

貴方「あんたが気に入らないから」

委員長「言ったわね」

貴方「本当だから」

委員長は私のそばで脅すようにカッターを向けた。

貴方「怖くなんかない」

ちょっと怖いけど。

委員長「嘘でしょ？」

貴方「嘘ついても何の利益もない」

このあと私は委員長の仲間達にいつも通りやられました。