好き?×2 ページ4
コンコン
貴方「失礼します」
社長室の扉を開く。
中は相変わらずシンプル且つ丁度いい広さ。
福沢「ん、夕崎か」
すっと心に入ってくる声。
一見怖いがもの凄く人思いで優しい。
社長の声を聞いてやっと戻ってきたという感じがした。
貴方「お久しぶりです。今日からまた宜しくお願いします」
言いきると社長は私の頭を撫でた。
福沢「また頼んだ」
貴方「はい!」
_______________________
敦side
一方その頃他の人達はというと…
敦「あの、夕崎さんってどんな人なんですか?」
国木田「仕事熱心で頼れるやつだ」
谷崎「優しくて、何でも相談にのってくれるいい人だよ」
乱歩「お菓子買ってきてくれるし、僕の話に付き合ってくれるようなやつ」
太宰「私の運命の人だね」
…最後のは聞かなかった事にして、いい人なのはわかった。
乱歩さんが言うくらいだから面倒見がいい人なんだろう。
敦「…でも、何で暫く休んでたんですか?」
太宰「体調を崩したのだよ」
谷崎「過労で倒れたンでしたっけ?」
過労…。
頑張り屋さんなんだ。まぁわかる気がする。
皆に慕われてるって感じがある。
でも何処か誰かに似た雰囲気を纏ってる。
誰だろう…。
国木田「彼奴がいないと書類はたまるわ、太宰は仕事しないわで散々だ」
敦「そう、なんですか…。えっと、太宰さんとはどういう…」
会話の端々で気になった太宰さんとの関係を聞こうと思った所に丁度?運悪く?夕崎さんが戻ってきた。
貴方「楽しそうだね。何してんの?」
乱歩「ん?Aちゃんの話」
貴方「それ全然楽しくないじゃないですかー」
そう言って僕の隣に座る。
太宰「えー、十分楽しいよ」
貴方「あんたは黙らっしゃい」
太宰さんへの当たり強い…。
まぁいいや。←
ナオミ「あ、お姉様、新しく美味しいケーキ屋さんができたの知ってます?」
貴方「え、何それ知らない!」
ナオミ「駅の近くですごく美味しいお店ですの!今度一緒に行きましょう」
貴方「行く!絶対行く!」
僕たちが入る余裕ない程にナオミさんと夕崎さんが話し出した。
お姉様…なんだ…。
太宰「始まったね…」
国木田「そうだな…」
突然二人がため息をつき出した。
敦「何がですか?」
国木田「女子トークだ」
敦「…はぁ」
太宰「あれが始まると暫くは仕事に手がつかなくなって、私にも構ってくれなくなるんだ…」
国木田「夕崎からお前を構うことなどないだろう」
太宰「そんなことないよ!」
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自殺したい - 返信ありがとうございます!!私も今初めて小説を書いていますが難しいですね、、、。中3の頭ではキツいです、、。 (2017年10月30日 23時) (レス) id: 97c9eaf3cf (このIDを非表示/違反報告)
紅野(プロフ) - 自殺したいさん» ありがとうございます…!最近はペースが落ちてきてますが気長に待ってもらえると有難いです…! (2017年10月25日 23時) (レス) id: b65496d137 (このIDを非表示/違反報告)
紅野(プロフ) - 味の素さん» 返信遅くなりましたが、ありがとうございます…! (2017年10月25日 23時) (レス) id: b65496d137 (このIDを非表示/違反報告)
自殺したい - めっちゃいい話ですね。。。大好き。。 太宰さんがかっこいいーー!!泣いちゃいました。何回見ても飽きな!! これからも頑張ってください! 続きを楽しみにしながら腕に包帯を巻いておきます!!! (2017年10月25日 16時) (レス) id: 97c9eaf3cf (このIDを非表示/違反報告)
味の素(プロフ) - 更新がんばってください!応援しております! (2017年10月1日 22時) (レス) id: d5befd4dfc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅野 | 作成日時:2017年8月25日 23時