【現在】84+4：緊急会議 ページ9
ある日のこと…
貴方「天月くん？」
天月「…なに？」
貴方「えっと…どうしたの？」
天月「なにが？」
貴方「いつもと違うから…」
天月「気のせいじゃない？」
貴方「そう…なのかな…」
やっぱり何か違う…！
冷たいもん！
あたし何かしたかな…!?
もしかして嫌われちゃったかな…!?
でも心当たりもないし、記憶にもない…
必死に考えながら階段を登っていると上から誰かが降りてくる音がした。
貴方「はしやん〜」
はしやん「え、なになになに」
貴方「天月くんがぁ」
はしやん「なに、また喧嘩？」
なんで面倒くさそうなの!?
貴方「違う！あたし何もした覚えないの。でも今日の天月くんいつもと違って冷たくて」
はしやん「それは異常だな。…よし！上で緊急会議開くか」
何故かはしやんの部屋で緊急会議が始まった。
説明するとみんなも納得したように考え出した。
歌詞太郎「また面倒くさいね」
アンク「今回に関しては原因がさっぱりだな」
まふ「わりと率直に言ってくる人だしね」
貴方「やっぱり何かしてたのかな…」
コニー「Aが落ち込むことないと思うよ」
貴方「なんで？コニちゃんなんか知ってるの？」
コニー「あ〜…あ！思い当たることならひとつだけ」
はしやん「そうなら早く言ってくれよ」
コニー「ごめんごめん今思い出したww」
歌詞太郎「で思い当たることって？」
コニー「最近Aが自分を必要としてくれてないんじゃないかなぁって言ってた」
…必要としてない？
そんなことない。天月くんはあたしの全てだもん。
はしやん「…つまり、構って欲しいだけか」
アンク「まぁ確かに昔に比べたらAも大人になったからね」
まふ「昔は天月くんいないと何もできなかったもんね」
貴方「…今もだよ。今も天月くんいないと嫌」
歌詞太郎「でも昔に比べたら頼らなくなったよね。天月のこと」
貴方「そうかな…」
それは天月くんも忙しくなってきちゃってるから。
ただでさえ疲れてるのにあたしが一緒だとさらに疲れちゃうだろうから。
はしやん「天月が困るくらいに甘えてあげれば元に戻るよ」
貴方「そんなに単純？」
アンク「うん。ほら行ってきなよ」
貴方「わかった」
怖いけどずっとあのままの天月くんは絶対に嫌。
いつもの天月くんに戻ってもらわなきゃ！
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作者名：紅野 | 作成日時：2016年1月20日 22時
