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ぐるぐる、まとまらない頭の中。いやいや元からそうだけど、今日は一段とまとまらない。
「(どうしよう.........どうすればいい？)」
"明日、告白しようと思って＿＿＿"
あんなはにかんだ顔で......罪悪感が一層強くなる。きっと勇気を振り絞って、フラれることも覚悟して言うんだ。
イリスはすごい。ちゃんと運命と向き合ってるというか、自分のしたいことをできるというか......
私なんかより、ずっと......
「......ぅ」
Ｌ＿＿＿
「......わっ！ 痛っ⁉」
「やっぱり。お前、頭切れてる。痛そうだけど」
アダムに触られた部分は、前髪で隠れていて全然見えないけど、触ってみると血がついていた。
階段のときか。というかコイツ......傷ぐりぐりしやがって。
絆創膏を取ってきてくれるらしいので、待つことになった。
「はぁ.........」
三角座りで高い天井を見上げる。
.........そもそもＬは、自分に好意を寄せられてるってことに気付いているのだろうか。
......いやしてるよね。ただ興味がないというか、もう事件が恋人みたいなモンだし...。
「どうしてＬってあんな......探偵とかなんだろう」
1人呟く。
「もーいっそアイドルとかなっちゃえばいいのにー！俳優でもいいですけど......」
「......僕が公の場に出てもいいの？」
「ぅわあっ」
いつの間にか上の段から見下ろしてきていたＬ。
トントン、軽いリズムが聴こえてくる。
Ｌがストンと腰を横におろした。
「............あの、L」
こういう時、Ｌは「はい」とか「何でしょう」みたいなのは言わず、目だけで返事をしてくる。
「Ｌは.........」
私のこと、誰よりも好き？
「......自分が女の子たちにチヤホヤされてるって自覚、あるんですか？」
しばらくの沈黙。「あるんだったら、どうするの」と聞いてきた。
「べ、別にどうも......ううん、あるんですね！ はぁ、聞かなきゃよかった」
「何......妬いてるの？」
「別に違いますっ！ 今はそんなんじゃなくて」
反論しようと顔を上げた私とＬの視線がぶつかり合う。
どうしよう。顔......すごく近い。
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キカ(プロフ) - ユナさん» ありがとうございます！ 本当に光栄です笑 ユナさんに読んでもらって嬉しいです(＞＜) (2016年10月9日 20時) (
レス) id: a57beac9d0 (このIDを非表示/違反報告)
ユナ(プロフ) - いつも見てます！もう何回目だろ...。笑 この作品、作ってくれて感謝です！！！ (2016年10月9日 20時) (レス) id: 277db17051 (このIDを非表示/違反報告)
キカ - うわあああついにやっちまったああああああ！！ (2016年3月2日 20時) (レス) id: 9b871d8798 (このIDを非表示/違反報告)
キカ - ですです！ (2016年2月24日 17時) (レス) id: 9b871d8798 (このIDを非表示/違反報告)
スミカ - Ｌイケメソですよね！！ (2016年2月23日 17時) (レス) id: 9b871d8798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キカ | 作成日時：2016年2月10日 14時
