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【31話】  ページ35

巳宵は物珍しさと冨岡の私生活が気になり、キョロキョロと辺りを見回してしまう。


「ここだ…錆兎、入るぞ」

錆兎という言葉に驚く巳宵。
何故ならば、冨岡と清志郎が仲良くなったきっかけに大きくかかわっていたからだ。
そして、兄の助けたもう一人の人物。
知りたくなるのが人間の性だ。


「…誰だ?」
「えっと…累月巳宵です…以後お見知りおきを……」
「累月…!?そうかお前が清志郎の妹か…!」


錆兎は狐の面を手に持っており、顔には傷があった。
そして冨岡と同じように半々羽織を着ていた。
こちらから見て冨岡が右側に模様があるのに対して、錆兎は左側に模様がある。
驚いた様子の錆兎だが、すぐに歓迎してくれた。


「俺は錆兎だ。義勇とは同期で、お前の兄貴には最終選抜の時に助けてもらった恩があってな…!」
「錆兎さま…!何卒よろしくお願い申し上げます」
「あぁ、よろしく頼む。…まだオレたちが最終選別を受けた時とそう年齢は変わらないだろうに、礼儀正しいな」


優しい声音でそう言うと、巳宵に座るように促した。
巳宵は素直に錆との正面に座り、巳宵の右側には冨岡が座った。


「巳宵…でいいか?」


巳宵がうなずくと話を続ける。


「…今、何歳だ?」


少し聞きづらそうに聞いてくる錆兎。
子供であっても女の子だから、年齢を聞くのが躊躇されるのであろう。
だが、全くもって巳宵は気にしていないのでここも素直に答える。


「13才です…失礼ですが、錆兎さまはお幾つなのでしょうか?」
「あぁ、俺か?俺は19だ。義勇と同い年だ」


だから仲がいいのかなど考えつつ、さらに質問をすることで交流を深めていく。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 伊黒小芭内 , 継子   
作品ジャンル:アニメ
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累月巳宵 - 神無月未来さん» ありがとう〜!!未来ちゃん本人じゃん(笑 楽しみにしててね!! (2020年5月30日 16時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
神無月未来 - 続き凄い気になる…! (2020年5月30日 16時) (レス) id: 1f47df09c5 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 他の柱との絡みみたいです…! (2020年5月30日 14時) (レス) id: f03555d1dd (このIDを非表示/違反報告)
- 伊黒さん!!! (2020年5月30日 3時) (レス) id: 82d85a2aa8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:累月巳宵 | 作成日時:2020年5月30日 2時

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