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剛保兄さん ページ33

貴方Side


『長幸はいつも何時ぐらいに起きるの?』

巳「兄貴はいつも7時ぐらいだな」


あともう30分か、その間に朝ご飯作ろ

『剛保兄さんはトーストとご飯どっちがいい?』

巳「俺はご飯派、兄貴はトーストだけどな。」

『OK、キッチン貸してくれてありがとうね』

巳「あんまり使わねーし気にすんな」

『二人はいつもご飯とかどうしてたの?』


巳「作るのめんどくせーから外食か出前取ってたな。

兄貴は一人にすると3食スナックだしAが来てくれて助かるぜ。

なんたってお前の飯メチャクチャ旨いからな。

Aが一緒に住んでくれて俺すっげー嬉しいんだぜ。」


『褒めたって何にもでないよー』

巳「本気で思ってんだけど俺。」

剛保兄さんの目はさっきと変わり、真剣に言ってるみたいだった。

『もう、からかうのやめてよね』

なんだか急に恥ずかしくなってきちゃった。


最後の卵焼きをひっくり返し、コンロの火を消した。

巳「Aは俺がからかって言ってると思うのか?」

耳元にそう囁かれビクッなってしまった私。

後ろを振り向くと目の前には剛保兄さんがいて両手は私を挟むよう、壁ドンみたいになってる。

兄さんは私の目をずっと見つめて瞬きさえしない。

恥ずかしさのあまり私は目を逸らす。

巳「なんで目、逸らすんだ?」

『…だって、剛保兄さんの顔がかっこよすぎるから…』

出来れば今すぐにでもこの状況から逃れたい。でないと私の心臓持たないかも。

巳「そんなこと言われると余計にキスしたくなっちまうだろ」

『え?』

油断してしまった瞬間、剛保兄さんは片手で私の顎を持ち上げキスをした。

『っん…!』

剛保兄さんはキスした途端もう片方の腕を私の腰へと巻き逃げられないように力を入れた。

『だ…だめっ…だ…!』

ヌルッとした剛保兄さんの舌が口の中へと入ってくる。

体が熱くなり足の力が抜けていく。

巳「俺と兄貴、どっちのほうが上手い?」

体の力が抜けポテンと床へ落ちてしまった私。

巳「大丈夫かA?」

『だ…いじょうぶじゃない…足に力が入らなくて起き上がれない。』

巳「悪ぃ、ちょっとやりすぎちまった。」

剛保兄さんはしゃがみお姫様抱っこしてソファへと移してくれた。

巳「このこと兄貴には内緒な。」

『…もうしないって約束してくれるならいいよ』

巳「わぁったよ。もうしねぇから安心しろ。」


ポンッと手を私の頭に当てゆっくり撫でてくれた。

何もなかった→←月曜日の朝



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LawMidoLOVE(プロフ) - スカイさん» もちろんどうぞ! (2018年2月21日 20時) (レス) id: 9ac5da4d11 (このIDを非表示/違反報告)
スカイ(プロフ) - LawMidoLOVEさん» わぁぁあ!ありがとうございます! お話したいです!\(^∀^)/ ボード?に行ってもいいですか? (2018年2月21日 17時) (レス) id: 9b1ad14f38 (このIDを非表示/違反報告)
LawMidoLOVE(プロフ) - スカイさん» コメントありがとうございます!小説にはあまり自信がなくて「素敵」と言ってくれて本当にうれしいです!友達申請してくれるなんて歓迎です!読者さんとお話しできるなんて光栄ですよ! (2018年2月21日 8時) (レス) id: 9ac5da4d11 (このIDを非表示/違反報告)
スカイ(プロフ) - とっても素敵です! ごめんなさい!素敵な作品の素敵な作者様に、メッセージ?を送ろうとしたら、間違って友達申請してしまいました>< でも、もしよろしければ少しでもお話ししたいです>< (2018年2月20日 20時) (レス) id: 9b1ad14f38 (このIDを非表示/違反報告)
LawMidoLOVE(プロフ) - フェイロさん» ありがとうございます。更新頑張ります^^* (2018年2月2日 10時) (レス) id: 6acd1d082f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:LawMidoLOVE | 作成日時:2018年1月9日 7時

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