屋上 ページ3
辰Side
辰「おい」
『わ!本当に人が浮いてる!すごい!お兄さんかっこいいね!』
辰「そうか、ありがとうよ」
なぜ俺様はこんな奴のところへ来てしまったんだ?暗いせいで顔が見えねえがまあいいか。
それなら相手も同じなはずだ。
『お兄さん、超能力者かなにか? すっごいね空飛べるなんて羨ましいよ!』
辰「別にそんな大したことじゃねーよ、というかお前こんなところでなしてやがる?」
『私〜?私はね〜星を見てるの。今日の星は一段と綺麗でしょ!』
辰「そうかよ、…じゃーな」
『お兄さんも一緒に星見よう』
辰「俺様はこう見えて忙しいんだ。お前みたいな嬢ちゃんは早くお家へ帰んな。」
『あー…えーと…それが無理なんです。』
辰「はぁ?」
なぜか敬語に変わった。
『本当は屋上に入っちゃいけないんですよね…でも私星が大好きで、ついつい高いところから見たくなって先生たちがいないときにこっそりと来たんですね。
あ、ここの屋上、中から鍵が掛かってるんで職員室から鍵を盗んだっていうことはしてませんよ!
とにかく管理人さんが屋上もチェックせずロックして帰ってしまったんですよ。
なので今日はここで野宿かな〜と思ってるときにお兄さんに会ったんですよ
お兄さん空飛べるでしょう…
だから…』
辰「しょうがねぇ、早く捕まりな。」
そういい俺様は嬢ちゃんの前へしゃがりこむ。
『いいんですか!ありがとうございます!お兄さんは私の命の恩人です!
このご恩はいつか必ず返させていただきます!』
俺様は彼女を背中に抱えてまた飛ぶ。
すっかり遅くなっちまったが弟のもとへと行った。
辰「嬢ちゃん、ちょっとすまないが寄り道するぜ。」
『わかりました!』
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LawMidoLOVE(プロフ) - スカイさん» もちろんどうぞ! (2018年2月21日 20時) (レス) id: 9ac5da4d11 (このIDを非表示/違反報告)
スカイ(プロフ) - LawMidoLOVEさん» わぁぁあ!ありがとうございます! お話したいです!\(^∀^)/ ボード?に行ってもいいですか? (2018年2月21日 17時) (レス) id: 9b1ad14f38 (このIDを非表示/違反報告)
LawMidoLOVE(プロフ) - スカイさん» コメントありがとうございます!小説にはあまり自信がなくて「素敵」と言ってくれて本当にうれしいです!友達申請してくれるなんて歓迎です!読者さんとお話しできるなんて光栄ですよ! (2018年2月21日 8時) (レス) id: 9ac5da4d11 (このIDを非表示/違反報告)
スカイ(プロフ) - とっても素敵です! ごめんなさい!素敵な作品の素敵な作者様に、メッセージ?を送ろうとしたら、間違って友達申請してしまいました>< でも、もしよろしければ少しでもお話ししたいです>< (2018年2月20日 20時) (レス) id: 9b1ad14f38 (このIDを非表示/違反報告)
LawMidoLOVE(プロフ) - フェイロさん» ありがとうございます。更新頑張ります^^* (2018年2月2日 10時) (レス) id: 6acd1d082f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LawMidoLOVE | 作成日時:2018年1月9日 7時