ラブレター……じゃなさそうです【Ren nagase】

＃33 ページ33

廉「二人で立ち入り禁止の屋上行って
先生に見つかって追っかけられてり




お前の寝顔みて本当は思ってもない事言ったり






まず、





お前マスクしとって顔がどんなんか分からへん(笑)




せやけどな






顔がどんなんでもな





俺はお前の性格にひかれてたんや」





真っ直ぐに私の目を見つめる廉




「廉……。」






廉「おれな、直接言うん、恥ずかしかってな(笑)




でも、




お前バカやから直接言ってやらんとな。









俺は





誰に対してもやさしくて
馬鹿なお前が好きや。





だから、





俺と付き合ってください。」






そんなん笑顔で言われたら。なぁ？






「バカは余計やバカ





でも






今回は許したるわ





ええよ。廉





うちも廉のこと好きやし！」




そう言って思いっきり廉に飛びつく








廉「うわぁ！お前！いきなり抱きついてくんなや！」





「あ、鉄パイプなんに
うちのこと受け止められるんやな」




廉「は？俺の事なめんなよ！」





「あ、ごめん。
初めっから舐めとった(笑)」




廉「おおおい！」




やっぱり私は







廉とのこの距離感とか






廉が大好きや







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