薮家は今日も仲良し 8

３＊ ページ3

-大貴 side-





大貴「ごめん、なさい…。沢山、迷惑かけたから…これ以上、迷惑掛けたくないって思って…隠してた」







途中から竹田さんの顔を見れなくて、俯き声も小さくなってしまった。



すると思いっきり抱き着かれ、倒れ込みそうになった。




嗚咽が聞こえて来て、それを聞いて俺まで涙が溢れた。



2人して大泣きしてた。







顔を見合うと、そのまま静かにキスをして。





その後、竹田さんは家族に許可を得て来たらしく、


俺が元気になるまで献身的に支えてくれた。






大貴「ありがとうございます…竹田さん…」



竹田「もう謝らなくて良いよ。その代わり元気になってね？」



大貴「はいっ…！」







そのお陰で、俺も直ぐに元気になって、落ち込むことも無くなった。


そのあとは沢山の人達に謝罪に回った。


もちろん子供たちにも。




もう大丈夫？ってクリクリした目で見つめられちゃったけどね。




竹田さんも付き合ってくれて、本当に優し過ぎて泣くかと思ったよ。









大貴「ありがとうございます。俺のことなのに…」



竹田「良いのっ。あ、１つだけ…」



大貴「何でしょ……ん！？」






気付けば唇が重なってて、目の前に竹田さんの顔が広がっていた。



ビックリしてると、舌が入って来て肩に力が入る。






大貴「んっ、…ふぁ……ぁ、ぃた…っ！？」








キスをされていたのに、急に首筋に痛みが走った。



何事かと竹田さんを見つめると、いたずらっ子のような表情を浮かべて微笑んでいた。









竹田「体調悪いこと隠してた罰ねっ？」



大貴「え、それってどういう…」



竹田「さぁ！まだまだ回らないと！」



大貴「あ、待ってください〜っ！」








俺がキスマークを付けられたことを知るのは、まだ少し先…。









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リクエストありがとうございました！




手直し必要でしたら言ってください。




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