薮家は今日も仲良し 8

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-○○ side-

※嘔吐表現あり






大貴「○○〜」



涼介「来たよ！」



○○「あ、2人共…」



大貴「今日は安定してるのかな？」



○○「まぁ、いつもに比べればね」



涼介「良かった…。○○もめっちゃ心配してたよ？○○居なくて寂しい！とかも言ってたかな」



○○「ふふ、そっか。僕も早く治さないとね」



大貴「頑張れ○○！」






そんな楽しく話してる最中でも、お構い無しに吐き気がする。







○○「う…っ」



大貴「○○！？涼介そこのゴミ箱！」



涼介「はい○○！ここに出しちゃいな？」



○○「おえっ、ごほっげほっ、ぅえっ」



大貴「大丈夫だからな〜？○○」






お昼ご飯は、2人が来る前に出してしまったからお腹の中には何も残ってるはずも無く、胃液のみ。







○○「けほっ、ひゅっ…ごほっ」



大貴「○○…？」



涼介「ねぇこれ…！」



大貴「過呼吸起こしてる…！」



涼介「○○しっかりして！？」







その後、ナースコールをしてくれたらしく、先生が来て吐き気止めを入れてくれたり過呼吸を止めてくれた。



僕は一気にやって来た不調のせいで疲れて眠ってしまった。









次に起きた時は、もう外は真っ暗で、大貴と涼介も居なかった。



傍にはメモが置いてあって


〔○○へ 面会時間過ぎちゃうので今日は帰るね？ゆっくり休んで！！ 大貴＆涼介〕



なんて書かれていた。





律儀に書かなくても良いのに、とは思いながらも嬉しくて少し微笑む。






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