49話 ページ49
ー侑李sideー
侑李「ん〜…」
自分の机に向かって、シャーペンを持ったまま唸ってる僕。
目の前にあるのは、進路希望用紙。
まだ学年とクラス番号と名前しか書かれていない、ほぼまっさらなまんまで。
侑李「大貴は保育士で…涼介は医者でしょ?ん〜…」
涼介は大貴みたいに体が弱かったり病気で苦しんでる子を1人でも多く助けたいから。
大貴は昔自分が周りの人にやってもらったみたいに、人を笑顔に出来る、そして小さい子と触れ合える仕事がしたいから。
じゃあ僕は?
ずっと部活は陸上をやってたから陸上選手?
でも、大貴たちみたいにハッキリした理由が思い付かない。
そりゃ、小さい頃からやってたから将来の夢になりました!って人だって沢山居るし、可笑しくは無いけれど、もっとちゃんと…一生懸命になれるような理由が欲しい。
ワガママかも知れない。
でも、中途半端に目指して、途中で辞めるような事はしたくないから。
侑李「大貴や涼介に聞いても良い答えは出てこないだろうし、お父さんも話脱線させそうだしな〜?ヒカ…も何か難しい話は無理そう。雄也は…まず会える事が少ないし」
頼れる人が居ないことに気付いた。
困ったな〜…でも、もう中3だもん。
自分で自分のことくらい、考えられなきゃ駄目だよね。
侑李「よし!取り敢えず陸上選手について色々調べよう!」
思い立ったら直ぐに行動!
出掛ける準備をして図書館に行くことにする。
涼介「あれ、侑李どっか行くの?」
侑李「図書館、ちょっと勉強して来る」
涼介「お、おぉ!行ってらっしゃい!」
負けないもんね、お兄ちゃん達には。
僕はしっかり、土台を固めてから挑んでやる!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
侑李くんの夢、陸上選手になりそうな展開ですね。
本当は体操選手とかの方が良いかな〜?って思ったんですけど、陸上とかあんまり見ない設定かも!と思ってぶっ込みました!!
保育士も医者も陸上選手も全然知識無い野郎なので、ん?と思う所あったら指摘して下さい!!
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みぞれ(プロフ) - 大ちゃん好きさん» リクエストありがとうございます!番外編も全力待機しておきます!!(笑) (2020年7月1日 21時) (レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
大ちゃん好き - 番外編として、涼介君が大ちゃんは本当はエスパーなんじゃないか?編も考えて見ました。みぞれさんさえ良ければ、書かせて頂いてもよろしいでしょうか?それでは、医者になった涼介君編宜しくお願いします。 (2020年7月1日 21時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
大ちゃん好き - 以上で終了です。補足で、大ちゃんの作ってくれた卵粥美味しく無かった?の前に、泣く夏美ちゃんに驚く涼介君の台詞を付け足して下さい。ど、どうしたの?何で泣くの?でお願いします。 (2020年7月1日 21時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
大ちゃん好き - このお粥さんも、美味しいよ。大ちゃん、ありがとう。大ちゃん夏美の頭を優しくポンポンとしてあげます。その光景を見て、涼介君も二人の事を微笑ましく見ていました。そして、二日後には、夏美ちゃんの熱もさがり、元気に保育園に通いました。 (2020年7月1日 21時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
大ちゃん好き - 夏、ママの作ってくれたお粥さんと同じ味がしたんだもん。涼、そっか、ママの作るお粥は世界一美味しいって夏美言ってたもんね。大。夏美、大ちゃん悪いことしちゃったね。ママの味思い出す様な事しちゃってゴメンね。夏、首を振って、大ちゃんの作ってくれた (2020年7月1日 21時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:霙(みぞれ) | 作成日時:2020年6月22日 8時