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38話 (大ちゃん好き様リク) ページ38

ー涼介sideー






朝、大ちゃんを起こすためにお父さんの部屋にやって来た。









涼介「大ちゃん、朝だよ〜?起きて〜?」









パチッと目を開けてムクっと起きた大ちゃん。



パニック起こしたりしないかな?って思ったけど大丈夫そうだ。









涼介「おはよう大ちゃん」









すると大ちゃんは声を発さずに口パクで、おはようと言ってきた。









涼介「ちょっと大ちゃん、朝からふざけてるの?」









怒り気味で大ちゃんに言えばアワアワしだして、近くにあったメモ用紙とペンで何かを書き出した。



書き終わると俺に見せてきた。



[声がでない]




そう書かれていた。









涼介「え、全く?」





大貴「コクッ)」





涼介「ぜんっぜん?」






大貴「コクコクッ)」









数秒経って理解した俺は慌ててリビングに行ってお父さんに伝えに行く。




事情を話すと、お父さんも慌てて2階へと行くので俺も着いて行く。









宏太「大貴!!あれ、居ない…」






涼介「え!どこ行った!?……あっお父さん居たよ!」









大ちゃんが居たのは俺と大ちゃんの部屋。




しかも普通に制服に着替えて学校の準備を進めていた。









涼介「大ちゃん、もしかして学校行く気?」






大貴「コクン)……?」









頷いたと思えば首を傾げる大ちゃん。









涼介「うん、何で?じゃないよ〜自分の今の状況分かってる?声出ないんだよ?」






大貴「…?」









また首を傾げる。



大ちゃんの言いたい事を汲み取って俺は答えていく。









涼介「うん、だから何?じゃないんだってぇ」









思わず頭を抱えてしまう。




するとさっきまで静かだったお父さんが口を開く。









宏太「まぁ熱も無いし、元気そうだから良いよ」









そう言うと大ちゃんは目を大きく開いて、キラキラさせてた。









宏太「ただし!保健室登校ね?」









あ、肩を落とした。




めっちゃショック受けてるじゃん。









宏太「当たり前だろ?授業中当てられたらどうするんだよ」









と言われると大ちゃんは悩む素振りをしてからフムフムと頷き納得したようだった。




.

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みぞれ(プロフ) - 大ちゃん好きさん» リクエストありがとうございます!番外編も全力待機しておきます!!(笑) (2020年7月1日 21時) (レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
大ちゃん好き - 番外編として、涼介君が大ちゃんは本当はエスパーなんじゃないか?編も考えて見ました。みぞれさんさえ良ければ、書かせて頂いてもよろしいでしょうか?それでは、医者になった涼介君編宜しくお願いします。 (2020年7月1日 21時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
大ちゃん好き - 以上で終了です。補足で、大ちゃんの作ってくれた卵粥美味しく無かった?の前に、泣く夏美ちゃんに驚く涼介君の台詞を付け足して下さい。ど、どうしたの?何で泣くの?でお願いします。 (2020年7月1日 21時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
大ちゃん好き - このお粥さんも、美味しいよ。大ちゃん、ありがとう。大ちゃん夏美の頭を優しくポンポンとしてあげます。その光景を見て、涼介君も二人の事を微笑ましく見ていました。そして、二日後には、夏美ちゃんの熱もさがり、元気に保育園に通いました。 (2020年7月1日 21時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
大ちゃん好き - 夏、ママの作ってくれたお粥さんと同じ味がしたんだもん。涼、そっか、ママの作るお粥は世界一美味しいって夏美言ってたもんね。大。夏美、大ちゃん悪いことしちゃったね。ママの味思い出す様な事しちゃってゴメンね。夏、首を振って、大ちゃんの作ってくれた (2020年7月1日 21時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:霙(みぞれ) | 作成日時:2020年6月22日 8時

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