49話 (大ちゃん好き様リク) ページ49
ー大貴sideー
今日も朝からじゃれ合いと言う名のイジメが始まっていた。
怖くて無意識に拳を握っていたけど、優しく手を添えられビックリして見てみると、涼介が前を向いたまま俺の手を握っていた。
ありがとう、涼介。
それから涼介が怒鳴ってくれて、クラスは静寂に呑まれる。
何を言われるのか怖くて、ちょっと震えてたけど案外向こうは怯んで辞めていった。
吉田「涼介くん、大貴くん、ありがとう」
大貴「あ、いや…俺は何も」
涼介「ううん、俺は大ちゃんに言って?」
大貴「え?」
涼介「大ちゃんが吉田くんを助けたいって言ったから俺は手伝っただけだよ?だからお礼は大ちゃんにだけ言って?」
吉田「そうなんだ。本当にありがとう!大貴くん!!」
大貴「え!あ、や…う、うん…!」
涼介「キョドり過ぎ!」
大貴「しっ仕方ないだろ!?そんな事言われたら!」
涼介「あっはは!照れてやんの〜」
大貴「もぉ怒ったからな!?待て〜涼介〜!!」
涼介「うわぁ〜!逃げろ〜!」
俺はありがとうなんて言われる立場じゃないよ。
ありがとうを伝えるべき相手は涼介なんだから。
本当に俺は何も出来なかったんだもん、助けられたのは涼介のお陰。
助けてくれてありがとね、涼介。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
大ちゃん好き様、リクエストありがとうございました!!
やっぱり書き始めると内容が変わってしまう…(汗)
こんな感じで良かったでしょうか?
.
94人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぞれ(プロフ) - イジメは行けないことですが、それによって新たな出会いがあったのも事実でした。ありがとうとは言いませんが、出会いは本当に幸せなものだったと思えております。今も虐める方々が減っていくことを祈りましょう。 (2020年6月22日 21時) (レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 大ちゃん好きさん» こちらこそありがとうございました!私も小4の頃から虐められる事が増えて、学校に行きたくない事が多くなっていました。そんな時、毎回のように別クラスに居た私を迎えに来てくれる同級生が居て、その子に助けられました。何度も何度も来てくれて、感謝しか無くて。 (2020年6月22日 21時) (レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
大ちゃん好き - みぞれさん。リクエスト書いて下さり有難うございます。読みながら涙が出てきてしまいました。実は私も中学時代、同じ部活の同級生から虐めを受けていたので、それをちょっと思い出したのかもしれません。有難うございました。また、リクエストさせて下さいね。 (2020年6月22日 19時) (レス) id: f487b5558c (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - ちー。さん» こちらこそです!精一杯頑張りますね!! (2020年6月21日 23時) (レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - はるきさん» ありがとうございます!!更にリクエストまで…!本当に嬉しい限りです!!^^* (2020年6月21日 23時) (レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:霙(みぞれ) | 作成日時:2020年6月16日 18時