3話 ページ4
ｰ慧sideｰ
あれから時々保健室に来ては俺に教わりに来るようになった涼介。
大ちゃんには何かと理由を付けてココに来てるらしいけど、バレるのも時間の問題かもな〜なんて。
涼介「伊野尾先生、コレどういう意味？」
慧「んー？あぁ、コレはさっきのページの…コレ！コレと関係があって……」
涼介「ほぉ…！そういう事か！ありがとう！」
俺に質問ばかりして、答えをメモる日もあれば、図書室で借りた本を見ながら勉強したり日によって違うけど、いつでもその目は真剣だった。
大貴「ｶﾞﾗｯ)せんせー！…あれ？」
ガラッと扉が開いた瞬間、涼介はめっちゃ早いスピードでベッドに隠れて行った。
大貴「今の…涼介？」
慧「あー、寝不足らしくて寝てるよー？」
大貴「寝不足？大丈夫なの？涼介」
涼介「大丈夫大丈夫！ただの寝不足！！それより大ちゃん何か用があったんじゃ無いの？」
大貴「あ、そうだった！先生、絆創膏ください！」
涼介「え！怪我したの！？」
大貴「え？紙でちょっと切っちゃっただけ…」
涼介「大丈夫なの！？血止まってる？変な所切ってない！？」
大貴「だ、大丈夫だって！心配性だなぁ」
慧「ほら涼介離れて。絆創膏貼るね？」
絆創膏を取り出して、大ちゃんの指に綺麗に貼ってあげる。
大貴「ありがとう先生！涼介のこと宜しくね！」
慧「はーい任せて〜」
涼介「…行った？」
慧「行ったよ」
涼介「ふぅ、危うくバレる所だった〜」
慧「保健室は危険度高いかもね、大ちゃんよく怪我するし」
涼介「くそぉ、でもやっぱり先生くらいしか頼れる人居ないからな〜？先生も保健室から離れられない訳だし」
そう言って貰えるのは少し嬉しいな。
いやぁ、俺ってイケメンで仕事出来てモテモテじゃん？
え、関係ない？ちぇ〜。
ま、取り敢えず保健室なんて怪我とか体調崩さない限り来る事無いし、生徒と関わる事も少ないから頼れる人って言う認識を持ってくれただけで嬉しいよね。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぞれ(プロフ) - ゆっきーさん» リクエストありがとうございます！！しっかり書かせて頂きます！ (2020年6月16日 16時) (
レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ちょっと長めでお願いします (2020年6月16日 16時) (レス) id: 3f24d8aeec (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 学校で山ちゃんと一緒にいる時に倒れて、山ちゃんは体調のこと知らないからビックリしてとりあえず保健室に運ぶ、早退することになって、その時に薮ちゃんたちは大ちゃんが体調のことを隠してたことを知った、そっから看病して次の日の夜くらいには治ったのがみたいです (2020年6月16日 16時) (レス) id: 3f24d8aeec (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 知念くんが風邪引いてて薮ちゃんたちは看病してるんだけど、大ちゃんも2日くらい前から体調がちょっと変で、でも薮ちゃんたちには言わずに隠してたんだけど次の日に知念くんはまだ休んでて、大ちゃんは学校に行ったんだけど体調はどんどん悪化してって (2020年6月16日 16時) (レス) id: 3f24d8aeec (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - ゆっきーさん» いつもリクエストありがとうございます！！了解しました！頑張ります！！ (2020年6月14日 23時) (レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霙（みぞれ） | 作成日時：2020年6月10日 13時
