11話 (さちこ様リクエスト) ページ12
ｰ大貴sideｰ
涼介「帰ろう？大ちゃん」
大貴「でも、俺なんか…家に帰れないよ」
涼介「じゃあ、アレを見ても？」
大貴「え？」
涼介が指差す方を見ると、公園の入口に2つの人影が。
それは、俺達に気付くと猛スピードで近付いてきた。
宏太「大ちゃん！！良かった…！」
侑李「大貴！探したんだからね！？」
大貴「お父さん…侑李…」
2人は息切れしてて、膝に手を着いて息を整えている。
涼介の方を見ると、ニコッと笑って俺の背中をトンっと押した。
大貴「あ、あの……さっきは、ごめんなさい！俺が悪いのに、2人に酷いこと言っちゃって…。
勝手に飛び出して来て…」
宏太「いや！悪いのは俺もだ！大貴にだけ強く当たっちゃって、お兄ちゃんだからって我慢させちゃったからだよ」
大貴「それは…！」
侑李「僕も、本当にごめんなさい！勝手に大貴の物食べちゃったし、謝る態度もなってなかったし」
大貴「侑李…」
涼介「仲直り、出来た？」
宏太「俺はもう」
侑李「僕も」
涼介「大ちゃんは？」
大貴「お、俺も…」
涼介「じゃあ帰ろう！」
こうして4人で家に帰る。
その間、3人は喋ってたけど、俺は気まづくて下を向いて後ろを着いて行くだけだった。
宏太「ただいま〜」
侑李「ただいま」
涼介「ただいま！」
3人が先に家に入って後ろを振り向く。
俺は玄関前で突っ立ってるだけ。
涼介「ほら、大ちゃん」
大貴「た、ただいま…」
宏涼侑「おかえり！！」
それからは、お兄ちゃんなんだからって言われる事も減ったし、俺も俺でもう少し周りの事を考えて言動するように気を付けるようになった。
あの時は本当にごめんなさい。
でもそのお陰で、1つ大人に近付けた気がするよ。ありがとう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
さちこ様、リクエストありがとうございました！！
ちょっと重たい感じになってしまいましたが、大丈夫でしょうか？
手直し必要でしたら、言ってくださいね！！
.
12話 (ゆっきー様リクエスト)→←10話 (さちこ様リクエスト)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 115人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぞれ(プロフ) - ゆっきーさん» リクエストありがとうございます！！しっかり書かせて頂きます！ (2020年6月16日 16時) (
レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - ちょっと長めでお願いします (2020年6月16日 16時) (レス) id: 3f24d8aeec (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 学校で山ちゃんと一緒にいる時に倒れて、山ちゃんは体調のこと知らないからビックリしてとりあえず保健室に運ぶ、早退することになって、その時に薮ちゃんたちは大ちゃんが体調のことを隠してたことを知った、そっから看病して次の日の夜くらいには治ったのがみたいです (2020年6月16日 16時) (レス) id: 3f24d8aeec (このIDを非表示/違反報告)
ゆっきー(プロフ) - 知念くんが風邪引いてて薮ちゃんたちは看病してるんだけど、大ちゃんも2日くらい前から体調がちょっと変で、でも薮ちゃんたちには言わずに隠してたんだけど次の日に知念くんはまだ休んでて、大ちゃんは学校に行ったんだけど体調はどんどん悪化してって (2020年6月16日 16時) (レス) id: 3f24d8aeec (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - ゆっきーさん» いつもリクエストありがとうございます！！了解しました！頑張ります！！ (2020年6月14日 23時) (レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：霙（みぞれ） | 作成日時：2020年6月10日 13時
