□＊ ページ35
ｰhk sideｰ
ar「あのね、」
hk「んー？」
ar「俺ね、今日…」
hk「無理しなくて良いんだよ？」
ar「1人で、抱えらんないの…。ごめんね」
hk「謝ることなんて無いよ。俺もちゃんと聞くから。でもシンドくなったら止めて良いからね？」
ar「うん…、それでね？友達と帰ってて、いつもの分かれ道でバイバイって言って…、歩いてたら、知らない人に無理矢理、腕引かれて…、それで、そのまま、その人に…っ」
hk「良いよ？もう分かった。ありがとね苦しいこと話してくれて」
ar「ひか、るくんっ、おれ…おれっ、」
hk「大丈夫だからねっ」
何が大丈夫なんだよって自分で自分の心の中で突っ込んだ。
けどそうでも言っておかないと、俺も大ちゃんも限界だった。
ギュッと大ちゃんを抱きしめていれば、恐る恐る腕を回して抱き返してくれた大ちゃん。
そのまま2人で泣いてしまった。
hk「…こんな時に言うことじゃないって怒られるかも知れないけど、俺…大ちゃんのことが好きなんだ」
ar「ぇ…？」
hk「今までは、一緒に笑って、仕事も出来たら良いやって思ってたけど、今回のことで俺もこのままじゃダメだって思った。もちろん俺の勝手だし、もう俺に関わりたくないってなったって良い」
ar「俺は…光くんのこと、」
hk「うん、」
ar「好き、だよ…？じゃなきゃ、自分の親にあんなに説得してまで家に入れようなんて思わないもん」
hk「ほんとに…っ？」
ar「こんな時に嘘なんか言わないよ…」
hk「夢とかでも無いよねっ？」
ar「当たり前じゃん」
hk「どうしよっ、嬉し過ぎてニヤニヤが止まんないっ」
ar「ふふ、俺も…。ねぇ、光くん？」
hk「ん？」
ar「抱いて？」
hk「えっ？」
ar「せっかく光くんと結ばれたのに、あの人達の感覚が残ってるのが嫌なの」
hk「でも…」
ar「体のこととかは気にしなくて良いから、光くんでいっぱいにして？」
hk「…分かった」
とは言え、俺だってまだまだガキだから何をどうすれば良いかなんて知らないし、大ちゃんが痛がってそうな想像しか出来ない。
けど大ちゃんの望みなら叶えてあげたい。
2人で寝室へ移動し、大ちゃんがベッドに転び、俺は大ちゃんの足元で座り込んだ。
まだ実感湧かない…。
このまま、じゃあ寝よっか。って言って横に転んで何も可笑しくないくらいには。
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みぞれ(プロフ) - 空さん» リクエスト了解しました！代理については、やむを得ない場合のみ可とします。 (2022年1月30日 8時) (
レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
空 - みぞれさん» それと質問です。今回代理リクは可能でしょうか？ (2022年1月29日 10時) (レス) @page50 id: f879111a38 (このIDを非表示/違反報告)
空 - みぞれさん» リクエストお願い致します！いのありです！※裕福な家庭に産まれて既に婚約者も決まっている有岡君。しかし彼のオモイビトは同じメンバーの伊野尾君。しかし家族の為望まない結婚をしようとする有岡君を自身も有岡君に恋心を抱く伊野尾君が助けるお話が読みたいです！ (2022年1月29日 10時) (レス) @page50 id: f879111a38 (このIDを非表示/違反報告)
みぞれ(プロフ) - 奈々さん» いえいえ！はい！また再開したら言いますね！ (2021年12月15日 21時) (レス) id: 7558808ebf (このIDを非表示/違反報告)
奈々 - みぞれさん» すみません…汗暫くみぞれ様のTwitter拝見させて頂いて無かったので、リクエスト受付一時中断されていらっしゃる事気付きませんでした…恥そそっかしくて申し訳ございません…！！再開された際はまたぜひリクエストさせて頂きますね(^.^) (2021年12月15日 11時) (レス) @page10 id: bf6b093532 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みぞれ | 作成日時：2021年12月2日 17時
