オレンジの傘

＊ ページ37

ｰym sideｰ









大貴くんからタカシくんに顔を向け、真剣な顔をしていれば、タカシくんも肩に力が入りコチラを見た。








涼介「たかしくん、先生の話、聞いてくれる？」





たかし「…うん」





涼介「大貴くんのお父さんとお母さんはね？事故で天国に行っちゃったの」





たかし「え…」





涼介「だから大貴くんの親は居ないからお兄さんが代わりに大貴くんと暮らしてるの」





たかし「じゃあ、あのとき、きてたの…」





涼介「そのお兄さんだよ？」





たかし「お、おれ…」





涼介「大貴くんに謝れるかな？」









そう言うと目に涙を溜めたタカシくんがピョンッと椅子から降りて向かいに座ってた大貴くんの所へ。









たかし「だいき！ごめんなさい！おれ、リコンしたとかいった…ほんとぉにごめんなさい！！」





大貴「んーんっ…いいよっ」





涼介「これで仲直り出来たかな？」





大貴「んっ」





たかし「うん！」





涼介「侑李くんも、これで大丈夫かな？」





侑李「だいきがいいなら」





大貴「ありがとう、ゆうり」





侑李「どぉいたしまして」









これで一件落着かな？









ーーーーーーーーーーーーーーーー





涼介先生に先生らしい所をして欲しいな〜と思い、書いてたらこんな事に…汗





実際、家庭事情なんて子供に教えるかは分かりませんが、空想の世界なのでお許しください。






.

＊→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す