薮家は今日も仲良し (ページ21)

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20話 (ちー。様リク) ページ21

ｰ涼介sideｰ

宏太「37.6！下がってきたな！」

涼介「良かった〜！…ｺﾎｺﾎ」

宏太「まだ安静にしてろよ？じゃないとまた上がるぞ？」

涼介「はぁーい！」

その日の夜には熱もだいぶ下がってきて、普通に動けるくらい回復していた。

侑李「ご飯出来たよ〜」

宏太「おう！今行く！涼介の分も持って来るな？」

涼介「ありがとう！」

食べて、また薬を飲んで。

この調子なら明日の朝には治ってるかな？

なんて考えてると急に廊下が騒がしくなった。

ん？どうしたんだろ？騒いでるだけ？

すると部屋の扉がガチャッ！と開き、大ちゃんを抱き抱えたお父さんが部屋に入って来た。

よく見ると大ちゃんは苦しそうに目を閉じて頬を真っ赤に染め、肩で息をしてた。

涼介「大ちゃんどうしたの！？」

宏太「風邪だと思う。さっき俺の部屋に行ったら大貴が倒れてた」

涼介「うそ…」

大ちゃんは大きくなるにつれ、体も少しずつ強くなってきたけど、

今でも体調を崩すと症状が重くなるんだ。

涼介「大ちゃんごめん！俺のせいで…！」

大貴「涼介は、悪く…ﾊｧﾊｧ…無いでしょ？」

涼介「でも…！あの時俺が止めてれば！」

大貴「ﾊｧ…俺がやりたくて、ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ…やった、だけ…ﾊｧﾊｧ」

宏太「何の話か大体察したけど、あとは2人が元気になった時にでも聞くわ」

あ、お父さんが居るの忘れてた。

後で絶対叱られる！！

宏太「明日は休み貰ったから、俺が2人を見るぞっ」

涼介「え…マジで？」

宏太「何だよ、その顔は〜？俺だってお粥作ったりするくらい出来るんだからな！！」

最近、料理をちょくちょくやってるみたいだから腕前は知らないけど、まぁ任せるしか無いか。

涼介「大ちゃん、早く良くなってね？」

翌朝には俺は復帰して、学校に行き、帰って来てみれば、

お父さんがせっせと大ちゃんの看病をしていたので、俺や侑李も看病して、２日後には治りました！！

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リクエストありがとうございました！

こんな感じで良かったでしょうか？

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