ありがとう、太陽さん ページ50
ｰ山田sideｰ
無事に全てを売り切り、大盛況で終わった文化祭。
あんなに騒がしかった学校も、今では静かな空間。
まだ余韻が抜けない僕達は、ただ佇んでいた。
中島「楽しかったね」
岡本「うん」
有岡「戻れるなら、もう一度今日の朝に戻りたい！！」
知念「でもその気持ち、ちょっと分かるかも」
山田「僕も、すっごく楽しかった」
有岡「山田めっちゃ楽しそうだったもんな！」
知念「途中から料理係の人達と楽しそうに話してたよね？」
山田「うん。料理上手いねって、今度教えて？って言われたんだ」
有岡「マジで！？良かったじゃん！！」
大ちゃんが身を乗り出して喜んでくれる。
どれもこれもキミのお陰なんだよ？
なんて恥ずかしくて言えないから微笑むだけ。
初日、太陽と出会って友達になって色んなことを知って、楽しい事を共有できた。
小悪魔天使なキミも、紳士なキミも、イケメンなキミも僕と出会って友達になってくれて本当にありがとう！
有岡「よぉし！今から俺たちだけで打ち上げやろ！！」
知念「えぇ、疲れたんだけど」
中島「良いじゃん！楽しそうだよ！」
岡本「うんうん！やろ！」
知念「もぉ、仕方ないな…」
中島「じゃあ早速行こう〜！」
この空気感がとっても好き。
そして…
有岡「山田！早く行こ！！置いていくよ〜？」
僕に気付いてくれるキミも好き。
知念「涼介！奢らせるよ〜！？」
山田「ふふっ…今行く！！」
中島「何が良いかな〜？」
圭人「やっぱりカフェにする？」
山田「特別感なくない？」
有岡「良いの！俺たちが行きたい所で良いんだから！」
夕日が照らす中、5人の影が並んでユラユラ揺れている背中は、とても楽しそうだった。
太陽は僕の友達。 Fin…
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無事に書き終えました…！！
思い付きで書いてしまって、お気に入り登録して下ってる方々には本当にご迷惑をお掛けしながらも、見て下さって本当に嬉しいです！
続編です！
太陽は僕の友達(ar×cn)
(http://uranai.nosv.org/u.php/novel/Latte9184/)
こちらも駄作になると思いますが読んで下さると嬉しいです！
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作者名：みぞれ | 作成日時：2020年5月10日 10時
