テキトー ページ46
ｰ有岡sideｰ
皆で試着して、キツイところとか無いか確認してるとトントンと教室の扉が叩かれて誰か入ってきた。
伊野尾「失礼しま〜す、このクラスは……ぶふぉ
っ！！」
全員「！？」
伊野尾「ご、ごめ…っ入ってすぐ…ふふっ！皆がメイド服ってのが…ぶふ！…わ、笑えちゃって」
有岡「だからって笑い過ぎでしょ伊野尾先生！！」
伊野尾「いやいや！コッチから見たら面白いよ？」
薮「そんな事は良いから早く確認して次に行けよ」
伊野尾「へーい、薮はつめたいなぁ」
薮「お前がマイペース過ぎるんだ！」
伊野尾「いった！頭叩いたらバカになっちゃうでしょ？辞めてよね〜全く」
本当にテキトーでマイペースだなぁ〜？
あれでも伊野尾先生は文化委員の先生だから、1つ1つ確認して行ってるんだよ！
にしてはめっちゃ笑って帰っていったけどね？
あれでも軽音部の手伝いでキーボード弾いてるんでしょ？
全然そんな風には見えないよな〜？
伊野尾「じゃあ皆頑張ってね〜」
そう言って教室を出て行った先生をポカンと皆が眺めていた。
そりゃそうなるよ。
メイド服着てる俺達もだけど、先生も相当凄いからね！
取り敢えず早く着替えたい。
薮「メニュー決めとかは皆に任せるわ」
知念「絶対、先生が家事能力ゼロだからだよ」
薮「知念、何か言ったか？」
知念「いいえ、何も〜」
薮「そうか？じゃあ皆頑張れよ〜」
中島「あ！俺たちそろそろ軽音部の練習に行かないと！」
岡本「本当だ！じゃあ3人ともまたね！」
有岡「おう！頑張れよ〜！！」
そっか、2人とも軽音部だから文化祭で披露するかもとか言ってたもんな！
おぉ、そう思うと演奏が楽しみになって来た！！
俺達もクラスの方をしっかりと頑張らないとな！！
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やっと伊野尾さんを入れる事が出来ました…！
このまま出て来ないかと思っちゃった…笑
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作者名：みぞれ | 作成日時：2020年5月10日 10時
