遊園地！2 ページ40
ｰ中島sideｰ
有岡「ごめんな？知らなかったとは言え、ちゃんと2人の意見を聞かなくて…」
山田「いや！僕もちゃんと言わなかったし」
中島「俺も！自業自得だよ！」
しょんぼりとしながら謝る大ちゃんを見れば、捨てられた子犬に見えてきて慌てて弁解する。
まぁ言ってる事は本当だし！
岡本「休憩したらお昼食べに行こうか」
知念「そうだね、混み出す前に動いとこ」
山田「うん！」
俺達の体調が治るまで待っててくれている3人には本当に感謝だよ。
まぁ知念はちょっと、ね？
なんて言ってたら命がどれだけあっても足りないから絶対に口にしないけど！！
それから体調も戻ったので皆でお店の方へ行けば大ちゃんが物凄いスピードで走って行った。
山田「どうしたの、大ちゃん」
有岡「オムライス…！」
岡本「美味しそうだね〜」
大ちゃんが釘付けになっていたのは食品サンプルが飾られている棚。
その中のオムライスらしい。
そう言えば大ちゃん、修学旅行の時オムライスって言われて起きたんだもんね。
知念「じゃあ大貴が動きそうに無いし、ココにする？」
中島「うん！そうしよ！」
有岡「よっしゃ！オムライス食べれる〜！」
知念「ほんっと子供なんだから」
有岡「子供じゃないし！身長的には知念の方が低いだろ！？」
知念「うん、可愛いでしょ？僕」
有岡「くそぉ、開き直りやがって…！」
山田「大ちゃん、お店の中だからね？」
あの3人は本当に面白いな〜？
見てて全然飽きないもんね！
それから、それぞれ食べ始めて、その後は俺ややまでも楽しめる物を選んでくれて。
でもヤマは、もう1つ嫌いなものがあるらしくて、お化け屋敷なんだって！
また良いの知ったみたいな顔した知念が嬉しそうにやまを連れてお化け屋敷に入って行き、悲鳴が聞こえたのは言うまでもない。
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作者名：みぞれ | 作成日時：2020年5月10日 10時
